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毛穴黒ずんでない?肌ランクがアップする化粧水の使い方(2016.03.05)

スキンケアを始めた人が抱える疑問の一つに「乳液やクリームだけでも十分にうるおいが保てるんじゃないのか?」というものがある。男性は特に化粧品のアイテムが多いとメンドイので、1品でも減らしたいという心境だろう。

しかし、化粧水には『化粧水』でしか成し得ない作用があることを知ってほしい。それは、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を正常化し、次の化粧品の浸透を高め、化粧品の油分を毛穴に詰まりにくくする作用だ!

化粧水で肌内部の酵素を活性化!

肌荒れは、主に皮膚のターンオーバー(新陳代謝)の乱れが原因。年齢によって差はあるが、正常なターンオーバーの平均的サイクルは、顔の皮膚で約20日間、他の皮膚は約28日間だといわれている。肌が荒れると油分の多い化粧品をメインにしがちだが、まず必要なのは化粧水の水分!

角層(体内の水分蒸発を防いだり、外からの侵入物を防ぐバリア機能)を構成している角質細胞は、正常なターンオーバーのサイクルでは、古くなると自然に剥がれ落ちてくる。それは不要な角質細胞を剥がす酵素が肌の中にあるから。でも、この酵素は水分が少なくなると働きが鈍るという特徴あり。だからこそ、スキンケアの最初に化粧水でしっかり水分補給をしてあげよう。

化粧水と毛穴

化粧水はうるおいの“呼び水”となる

また、化粧水のうるおいが道すじになり、次につけるスキンケアの浸透を高める作用も。特に気温が低く空気が乾燥していると、角層がガチッと硬くなり、目が詰まったような状態に。これは、肌内部のうるおいを逃がさないための防御反応。しかし、この反応は化粧品による外側からのうるおいを浸透しにくくしてしまう。だからこそ、化粧水をたっぷり使い、一時的に肌のガードをゆるめよう!

そう、化粧水とは、まさにうるおいの“呼び水”だ。例えば、美容液は美白やリフトアップなど、機能的な成分がメイン。乳液やクリームは、うるおいに加えて油分も含んでいる。それに対し、化粧水は水分をたっぷり与えるのが最大の役割。畑の土に水をまいてから、養分を与えるのと同じで、人もまずは肌に水分を十分に与える必要がある。

化粧水のみずみずしさで、化粧品の油分がトロ~リ広がる

さらに、クリームなど油分がリッチに入った化粧品をつける場合も、肌を十分に湿らせるべき。肌表面に水分が足りないと、油分の広がりや浸透が悪くなり、油分が毛穴に滞ってしまう。これが、クリームのべたつきの原因でもある。肌の水分が足りていれば、クリームを塗っても嫌なべたつきは感じないのだ。さらに化粧水でたっぷり湿らせておけば、油分は動きやすくなり、トロトロと広がって毛穴に詰まりにくくなるわけ。乾燥するけどテカリやニキビが気になる人こそ、化粧水はマストアイテムだといえるだろう。

取材・文/美容ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研パブリッシング)がある。

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