ミドルエイジに増える“カサカユ”肌の対処法(2016.09.14)

「肌がカサカサする」「足が粉吹き状態」。この時期に多いこういった悲鳴は、以前は老人か女性にみられるものでした。ところが最近は若い男性の患者からもよく聞かれます。

顔や背中、お尻、足、全身など、症状が出る場所は様々。いわゆる「乾皮症」「皮脂欠乏性皮膚炎」にあたる方が、年々増えているような印象があります。

ここまで皮膚が乾燥する原因は、空気の乾燥だけではありません。加齢による皮脂や細胞間脂質の分泌力の低下、そして意外にも「洗いすぎ」と「洗浄時の摩擦」といったことが考えられます。

読者の皆さんも、ナイロンのタオルや硬いスポンジに、洗浄力の強いボディーソープをつけてゴシゴシと洗っていませんか? 肌の表面の角質層はとても薄く、0.02〜0.03㎜。力を入れすぎてしまうと簡単に剥がれてしまいます。

■悪者ではなかった!角質がもつ重要な役割

よくCMなどで「角質を取り除く」という言葉が使われていますが、角質は本当に悪者、いらないものなのでしょうか?  そう誤解している方もいるようですが、決してそんなことはありません。

古くなった角質は、もちろん不要なもので、自然に剥がれていかない状態ならピーリング(※)などでやさしく取り除くべきです。  しかし、剥がれる段階に進むまで角質には重要な役割を持っていることを忘れてはなりません。

それが肌を守る「バリア機能」。薄く折り重なった角質の間を、細胞間脂質や天然保湿因子などのうるおい成分がセメントのように埋められていて、肌内部の水分が蒸散しないようにする役割を果たします。

さらに、細菌感染など外部の刺激からも守ってくれます。洋服やシーツのこすれでも痒みを感じるという方は、必要な角質層が傷つけられ、バリア機能が低下している可能性があります。 そんな方は、普段の生活習慣の見直しをおすすめします。具体的な対策を教えましょう。

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