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いつもの準備運動は意味がない!?「ムーブメントプレパレーション」で動けるカラダを手にいれる2(2017.01.30)

アスリートが取り入れている「ムーブメントプレパレーション」。準備運動の一環だが、一般的なストレッチとは違い、トレーニングの要素が含まれているため、普段運動しない人はトレーニングにもなる。

もちろん、スポーツ前に行えば身体が温まり、ウォーミングアップになるので、柔軟性が向上するぞ。

■「ストレッチ」で体が伸びない理由

吉田「準備運動のために、ジョギングやストレッチをするのが、日本では一般的です。しかし、運動生理学の進んでいる欧米ではすでに『ムーブメントプレパレーション』に切り替えを行っています。

それはなぜか、というと動きの中で体を温めながら、筋肉を伸ばしていくほうがストレッチ効果が高いためです。

筋肉は、伸ばそうと思っているところに力が入ってしまうと、逆に縮こまってしまう性質があります。例えるなら、腕に力こぶを作るのと同じ状態になってしまう。

しかし、この力を入れている反対側の筋肉は逆に伸びている状態になります。つまり、筋トレとストレッチは表裏一体であると言っても過言ではありません。

ボディビルディングを行っている方は肩こりがないと言われていますが、これは筋トレを行うことによって、同時にストレッチも行えているからに他なりません。

ムーブメントプレパレーションは、この理論を取り入れた運動になります。筋トレ要素を多分に含むため、アスリートにとってはあくまで準備運動ですが、一般の方にとっては立派なトレーニングに成り得るわけです。」

■太ももの付け根が伸びるバックランジ

吉田「太ももを伸ばすストレッチだと、片足を後ろに曲げて足首をつかみ、お尻のほうに引き寄せるものが一般的ですね。しかしこのストレッチだと、付け根側がほとんど伸びていません。

太ももの前側全体を伸ばすなら、今回紹介する『バックランジ』に挑戦してみてください」

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吉田「直立の状態から、ふくらはぎを伸ばすストレッチを行うイメージで、片足を下げます。なるべく大きく足を下げるのがポイントです。」

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吉田「片足を後ろへ下げたら、反対側の手先から腰にかけて上体をひねります。下げた足と同じ方向の腕は上げて、反対側の腕は下げた足に近づけてください」

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吉田「反対側も同様に行います。これで、下げた方の足の付け根がぐっと伸びます。下げた側のお尻の筋肉にぎゅっと力をいれると、付け根がさらに伸びます。試しに、力を入れた時と入れない時の筋肉の伸び具合を比べてみてください。入れた方が、圧倒的にストレッチ効果が出るので、筋肉の収縮を意識しながら行うのもムーブメントプレパレーションのポイントです」

NG!

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吉田「体をひねるときは、必ず胸を張ってください。たまに、ひねる際に前傾姿勢になってしまう方がいますが、胸を張らないと、足が伸びないので、上体を起こすことを意識しましょう」

動きを動画でチェック!

フィジカルトレーナー
吉田輝幸

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1975年生まれ。国士舘大学体育学部卒業。大学卒業後に本格的にパーソナルトレーナーの道を進むため、渡米。帰国後はさまざまなスポーツ、ジャンルのアスリートのフィジカルトレーナーとして活躍。正しい身体の使い方、正しい動きによって最高のパフォーマンスを引き出す「吉田コアパフォーマンスメソッド」を提唱。現在は、トップアスリートやモデル、アーティストなどが通うトレーニングジム、「PCP」のフィジカルトレーナー&ディレクターを務める。また、多くのフィットネスクラブや専門学校でのパーソナルトレーナー養成やトレーニングマシーン開発補助、テレビや雑誌などさまざまなメディアでも活動している。

PCP
http://www.p-core-p.com/

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