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【マコ兄の男の”美”学】自分のスタイルを確立させるには(2017.03.20)

■自分の理想のスタイルを手にいれるためには?

マコ兄「今は、生き方も多種多様になり、それが社会的にも認められるようになりましたよね。昔の40代と今の40代って全然違いますし、”若く見える”のではなく”本当に若い”んですよね。

それは生活スタイルや、もっと言うと生き方から来るものなので、”若く見せたい”ヘアスタイルだけを作ろうとすると逆に老けて見えてしまいます。

例えば、太っていれば、タイトな服は着こなせないでしょうし、流行りのツーブロックの刈り上げをしても、後ろから見たらお肉の段ができてしまう。

別に太っていることが悪だ、と言いたいわけでなく、単純に流行や若見せだけを考えてしまうのが良くないということですね。まずは自分自身の本質と呼べるものをよく知る必要があります。年齢を重ねてくると色々なアラが見えて来るかと思いますが、そこで自分を奮い立たせるか、否かというのが大切です。

僕も、50代になって同年代の仲間達と話した時に、50代だからこそ、ファッションや趣味を余計に攻めなきゃ! となったんですよ。その時に今のままの体型でいいのか? と。そうやって、自分自身を震わせてやるわけです。

やってみると服が楽しくなるし髪も変えたくなる。もう一回元気を出してポジティブに、自分の根底にあるポテンシャルというのをもう一回思い出して実感して欲しいです。30、40、50という結構な大人が腕を振り上げれば、ものすごいパワーが出るものです。

この力さえ引き出せればオシャレであったり、ヘアスタイルであったりがさらにポテンシャルを上げていきます。本当ですよ! 色々な人を見てきましたが、自分自身でポテンシャルがあることに気づいていない人が多い。

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それは何故かというと”本当にこのスタイルでいいのだろうか?”という答えが分からないからというのが大きいですね。

良くも悪くも、日本では「これが正解」と決める節がありますよね。でも、最近ではその正解に当てはまらない人のほうが多いわけです。多様化が進んでいますからね。

でも「答え」を知ってしまうと、やっぱりそれに合わせたくなってしまう。けれどその答えは、自分の本質から生まれたものではないので、合わない場合がある。そのギャップによって自信をなくしてしまったり、形だけつくって、どんぐりの背比べ状態になってしまっているわけです。

フランスに居た頃、3日連続、違う雑誌で当時、全世界を席巻していたと言っても過言ではない女性スーパーモデルのヘアメイクをしたことがありました。

しかし、どんなスーパーモデルでもさすがに3日連続、同じモデル、同じカメラマンともなると、ヘアメイクのパターンもなくなってくるわけです。そんな時に一緒に仕事をしていた巨匠のカメラマンが「俺たちは物書きではないのでから説明ではなく、俺が撮りたいと思える最高の女性を作ってくれ」と言ってきたんです。

その意味は、ただの偽物の女性像ではどんなに美しくても魅力を感じずシャッターを切れないと言ったと理解しました。そのとき、彼女の本質をしっかり見て、内面と外面、両方の美しさを引き出すことで最高の女性が作れた、と思っています。

この話はモデルでの例ですが、これは一般の方にも当てはまります。つまり、自分を輝かせる自分だけの正解を知るのが一番強いということです。

これも、難しいことではありません。自分で見て好きと思える自分がそこにあればいいんです。周りの人にとやかく言われたところで変わらない意志といいますか。雑誌やテレビがこう言っているから正解、ではなく、自分で「これいいじゃん」と思える正解を見つけるのがいいわけです。

ライフスタイルや、ファッション、生き様を総合してこれがいいと思える近しい人物を見つけるところからでも構いません。あるいは、まだできないけれど、こんな生活に憧れている、というのでも構いません。

そんなことまで話して、共有でき、信頼できる美容師を見つけられれば理想のスタイルがグっと近づいてきます。

ヘアメイクアーティスト MAKOTO

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1963年生まれ。日本にて美容師免許取得後、1984年に渡仏。13年にわたり、Gay Bourdin・paolo Roversi等、数々の著名フォトグラファー、スーパーモデル、セレブと共に、VOGUEやHARPAR’S BAZAAR等の雑誌、パリコレや広告等様々なクリエイションに携わる。97年帰国後、数多くの女優や男優、広告、アーティスト、雑誌等で現在も幅広く活躍中。また、コスメブランドでは、企画開発、プロデュース、ヴィジュアル・ディレクターを務め、ヘアメイクにとどまらず Beauty ディレクターとして活躍の場を広げている。

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