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春の陽射しを浴びる前に紫外線予防をしっかり行おう(2017.04.14)

皆さん、遊ぶ前にちゃんと日やけ止めを塗っていますか? ほとんどの男性のかたは、「夏は色黒なほうがカッコイイから!」なんて言って、何も塗らずに外出しているのではないでしょうか?

コレ、女としても、医者としても絶対にダメ!

確かに、やけた肌は活発なイメージがしてカッコイイのは認めます。けれど、日やけは肌を老化させる一番の原因と言っても過言ではありません。具体的に言えば、シワも、シミも、果てはイボまで増えるのです。いくらやけた肌がカッコよくてもシワだらけ、シミだらけの顔では女性からのイメージもダウンしてしまいます。キレイにやけた肌を手にいれるためにも、日やけと日やけ止めの正しい知識を学びましょう。

Q.そもそも日やけの仕組みってなんですか?

皮膚が紫外線を浴びると、皮膚の表面にある角質層が紫外線を反射します。しかし、紫外線は角質層を超えて侵入してくるので、 体内にある「メラノサイト」という細胞がメラニン色素を作り紫外線を吸収します。このメラニン色素が、皮膚の中に沈着して肌の色が黒くなっていきます。太陽の光によって、皮膚が焦げてるわけです。こう言うと危機感が出てくると思います。

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Q.日やけ止めを塗るメリットを教えて下さい。

メリットしかないのでとにかく塗ってください! と言いたいところですが、詳しく解説します。まず、皮膚は大体28日周期で生まれ変わります。これを「ターンオーバー=新陳代謝」と言い、正常であれば細胞が分裂していき、健康な肌がまた生まれてくれます。日やけ止めはこのターンオーバーの周期を乱れさせないというのが最大のメリットです。

細胞はときに紫外線のダメージなどの原因により、正常な細胞のコピー(細胞分裂)ができずに、いびつな形で分裂する場合があります。ヒトにはいびつな細胞をあえて殺して正常な細胞を守る「アポトーシス」という自浄能力があり、そのいびつな細胞をターンオーバーによって体外に排出しています。つまり、ターンオーバーがうまくいかないと、いびつな細胞がうまく排出されません。実はこれがイボの原因になります。

日やけ止めを塗ることは、細胞へのダメージを最小限に防ぐとともに、細胞の生まれ変わりであるターンオーバーの周期を守ることにつながります。ちょっと難しかったので結論だけ言ってしまえば、「将来、顔や体にイボを作りたくなかったら日やけ止めを塗りなさい」ということですね(笑)。美容外科でイボを取るよりも、日やけ止めを塗るほうがよっぽど安いですから。

Q.日やけしたい場合も日やけ止めを塗ったほうが良いのですか?

ヒトは肌を紫外線から守ってくれるメラニン細胞を持ってはいますが、我々アジア人は多いわけでもありません。海に行って、皮が剥けてまだら模様になった経験はありませんか? あんな感じで均一に肌がやけないのです。日やけ止めを塗ることで皮膚をバリアしながらやくことができるので、キレイにやけた肌を手に入れたい人にとっても、日やけ止めは必須のアイテムと言えます。

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キレイに日やけするためにも日やけ止めは必須!

 

Q.日やけ止めを塗るときの注意事項はありますか?

日やけ止めは、出かける前に一度塗ったらOKというわけではありません。効果が持続する時間もありますし、この時期は汗で流れてしまうため、出先でも塗り直す必要があります。これは日やけ止めの効果を示すSPFとPAの値が高いものでも同じです(SPAとPAの詳しい説明は次回しますね)。
もう一つの注意点は、日やけ止めを塗ったらその日のうちにしっかり落とすということです。そのままにしておくと、皮脂の汚れが毛穴に詰まって皮膚の代謝が悪くなってしまいます。本来であれば、クレンジングオイルを使って顔と体の日やけ止め徹底的に落としたほうがいいです。けれど男性だと面倒くさがってそこまでしないと思うので、日やけ止めを塗った日はいつもより入念に顔と体を洗ってください。顔だったら洗顔料で2回顔を洗う、体だったらボディソープでいつもより長めに体を洗いしっかりと洗い流すこと!

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ボディソープをしっかりと泡立て、体についた日やけ止めを落とす


東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ院長

今泉明子
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医学博士・皮膚科専門医。シワの治療で人気のボトックスの認定指導医を務めるなど、肌のスペシャリストとして活躍、患者の40%が男性という美肌男子の駆け込みドクター。

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