シニア世代が失って後悔したもの、第1位は “歯”(2017.04.20)

透明に近いマウスピース装置(アライナー)による矯正歯科治療を提供するアライン・テクノロジー・ジャパンは、4月18日の“よい歯の日”に合わせて「歯並びと歯の残存数に関する意識調査」を実施した。
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調査では、60代以上の男女400名にアンケートを行い、歯並びが歯の残存数にどう影響するか、歯が印象に及ぼす影響などについて調査。

調査結果から、シニア世代が自身のデンタルケアを省みた際に後悔をしている人が多いことが分かり、若年層のデンタルケアの重要性を読みとることが出来た。

【調査結果 詳細】

■失ってから後悔したもの、第1位は“歯”

「髪の毛」や「体型」よりも、歯を失って後悔している人が多いという結果に
自身の体について「変化して欲しくなかったこと」「失って後悔していること」を聞いたところ、“歯”と回答した人が61.3%と、髪の毛や体型をおさえて最も多い結果に。

また、“歯”を選択した理由として、下記のような回答が得られた。「歯を失って食べ物が美味しくなくなったから」「滑舌が悪くなったから」「歯茎にものが挟まるようになったから」「手入れ不足で総入れ歯になってしまったから」「固いものが食べにくくなったから」「化粧に色々手をかけるより、歯に気を使えば良かった」など。

Q6:あなたが現在、ご自身の体について変化したことや若い頃に比べて衰えた、失ったと感じていることで、「変化して欲しくなかったこと」「失って後悔していること」は何ですか?当てはまるものを全てお選びください。
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■加齢による歯の衰えを感じたのは、平均57.1歳!

歯並びが良い人のほうが、悪い人よりも2本以上歯が残っている結果に
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加齢による歯の衰えを感じた年齢について聞いたところ、平均57.1歳という結果に。また、現在残っている歯の本数について聞いたところ、歯並びが「とても良い方だ」「どちらかというと良い方だ」と回答した人の平均が21.9本、「どちらかというと悪い方だ」「とても悪い方だ」と回答した人の平均が19.6本と、歯並びが良い人のほうが歯の残存数は2本以上も多いことが分かった。

また、今までに歯周病と診断されたことがあるかどうかを聞いたところ、歯周病経験がある人は歯並びが良いと回答した人で39.9%、歯並びが悪いと回答した人で53.9%と、歯並びが悪い人のほうが歯周病を経験していることが判明。歯並びが悪いと歯が磨きづらい、汚れが溜まりやすくなりがちなため、虫歯や歯周病に繋がるケースも多いのかもしれない。

【参考:歯の残存本数】
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厚生労働省の「平成23年 歯科疾患実態調査」を参照すると、正常な永久歯の本数は28本ですが、50代では平均24.7本と歯の本数が減り始め、70代では16.2本、80代では10.1本まで減ってしまう。スウェーデンでは、80代での平均残存歯数が約19本と、日本とは約9本の差がある。

厚生労働省が、1989年に発表した「成人歯科保健対策検討会中間報告」によると、20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足できると言われているのだ。厚生労働省(当時)と日本歯科医師会は、8020運動という「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動を推進している。

印象を左右するパーツは、第1位が「体型」、第2位が「髪の毛」、第3位が“歯”「肌」や「目元」、「手」などをおさえて“歯”が第3位に
同世代で、外見が良いと感じる方を見て、印象を左右するパーツについて聞いたところ、第1位が「体型」、第2位が「髪の毛」、第3位が“歯”という結果になりました。「肌」や「目元」、「手」などの選択肢をおさえて、“歯”が第3位にランクインし、歯の美しさが印象にも大きく影響することが分かりました。

Q9:同世代で、外見が良いと感じる方を見て、印象を左右するのはどのパーツだと思いますか?
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< 歯科医師の先生からのコメント >

■ “食事”に大きな影響を及ぼす、歯の喪失
歯を失うと入れ歯になり、歯茎で食べ物を噛むようになるため、噛む力が減ってきてしまいます。噛む力が減ることで固いものが食べにくくなるため、“噛みごたえ”がなくなってしまい、食事の美味しさを感じられなくなります。人間の欲の中でも食欲は最も強いものなので、歯を失って後悔する人が多いようです。食事以外にも、発音などにも影響を及ぼす場合があります。

■ 歯並びの悪さが歯周病のリスクに!? 将来的には全身疾患に繋がる可能性も。
歯を失ってしまう人は歯周病に罹っている場合が多いです。歯周病になると、全身疾患や生活習慣病に繋がることも。また、噛み合わせ(歯並び)が悪いと歯周病になるリスクが高まります。歯並びが悪いと、歯磨きのブラッシングも難しくなるのも要因の1つです。やはり元々の環境(歯並び)を変えることが、全身の健康のためにも大事なことですね。

もし歯並びが悪いまま放っておいて将来的に歯を失ってしまった場合、歯1本の治療に約40~50万円かかってしまう可能性も。歯の健康を維持するために歯列矯正にお金をかけることは、将来的に見たら費用対効果は悪くないのかもしれません。

■ 成人女性にも増える歯列矯正治療者
最近、20~34歳の女性で歯列矯正を始める人が増えているように感じます。「歯並びを綺麗にしたいけど、矯正していることを人に知られたくない」という人も多いので、透明で目立ちにくいマウスピース矯正の治療者数も増えてきています。ネイルなどに気を使うだけではなく、健康管理の1つとして歯並びを意識して欲しいですね。

▽コメントを頂いた歯科医師の先生
◆ 金子 正明 理事長先生(医療法人社団ブライトデンタルケア 高田馬場リボン歯科・矯正歯科)
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グループで13医院(うち6院は提携院)を経営。その知識と技術を活かし、充実のマウスピース矯正治療を提供。

1995年 :日本大学歯学部 卒業
1997~2002年:神奈川歯科大学大学院(歯科矯正学専攻)修了
歯学博士授与(脳におけるストレスと咬合の基礎研究)
2002年〜 :ブライトデンタルケア青山 院長(東京 青山)
2006年〜 :医療法人社団ブライトデンタルケア 理事長

【関連情報】
http://www.hanarabi-smile.jp/special/sns-research4.html

文/編集部

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