スポーツ種目別ムーブメントプレパレーション【ゴルフ編2】(2017.04.28)

運動やスポーツの種目によって、よく動かす体の部位が異なるのは当然だろう。しかし、どの運動をするときも、何となく屈伸したり、アキレス健を伸ばして終わりなんてことはないだろうか?

そういったときに活躍するのが、体を温めながらストレッチングができる、ムーブメントプレパレーションだ。これまでも様々な種類を紹介してきたが、今回からはスポーツの種目に合わせた動きを紹介していく。第一回目はゴルフの準備運動。

プロゴルファーのボディメンテナンスも担当する吉田輝幸トレーナーの動きを取り入れて、良いスイングを目指して欲しい。

■肩周りの筋肉をほぐすゴルフストレッチ

吉田「肩甲骨や肩周りの筋肉をほぐす際、大抵は肩を回したり、肘を頭の上に上げ反対の手で抑えるようなストレッチをするかと思います。これも、効果がないわけではないのですが、筋肉は動かしながら伸ばしたほうが、よりストレッチする性質があるため、今回はアップしながら肩周りをほぐすストレッチをご紹介します。

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吉田「肩幅以上にスタンスをとって立ったら、肘を曲げてかがみます。右手は頭に、左の肘を左膝あたりにあててスタンバイです」

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吉田「そこから、右肘を上に向けるようにして体をひねります。左肘はより深くひねるために体を固定するためにつけています。伸ばした状態で3秒ほどキープし、10回ほど繰り返しましょう。反対側も同様に行います。

人間は、”動かしやすいように体を動かす”という本能的なものがあります。確かに、動かしやすいほうがいいのですが、筋肉が凝り固まっていると、本来動かせる可動域よりも狭い範囲で動かそうとしてしまいます。

一般的なストレッチではこれが起きやすいです。例えば前屈は、痛くない範囲で行ってしまいがちですよね。ムーブメントプレパレーションを続けていれば、これを防ぎ、本来動かせる最大の範囲に体を戻すことができます」

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吉田「手を膝につくのではなく、必ず肘で固定してください。ゴルフで腕が上がりづらい状態は、大抵肩周り、肩甲骨周りの筋肉がこわばっているのが原因です。春とはいえ、早朝はまだ冷えますのでしっかり温めることで、”もうひと伸び”を感じることができるでしょう。

また、肩が上がらないと、テイクバックもままなりませんし、フォロースルーの伸びもないので、スイングが安定しません。日常的にも、肩は軽いほうがいいので、肩こりがひどい人は、ゴルフの日以外も毎日行うと良いでしょう」

■動画で動きをチェック

フィジカルトレーナー 吉田輝幸

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1975年生まれ。国士舘大学体育学部卒業。大学卒業後に本格的にパーソナルトレーナーの道を進むため、渡米。帰国後はさまざまなスポーツ、ジャンルのアスリートのフィジカルトレーナーとして活躍。正しい身体の使い方、正しい動きによって最高のパフォーマンスを引き出す「吉田コアパフォーマンスメソッド」を提唱。現在は、トップアスリートやモデル、アーティストなどが通うトレーニングジム、「PCP」のフィジカルトレーナー&ディレクターを務める。また、多くのフィットネスクラブや専門学校でのパーソナルトレーナー養成やトレーニングマシーン開発補助、テレビや雑誌などさまざまなメディアでも活動している。

PCP
http://www.p-core-p.com/

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