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【コスメのなかみ】発がん性物質形成の危険性を正しく知るべき「安息香酸Na」(2017.05.13)

■連載/コスメのなかみ

香料として使用される、エゴノキ科の安息香の木の樹脂である安息香(ベンゾイン)中に含まれる安息香酸をナトリウムと結合させ、 水に溶けやすくしたもの。安息香自体は、アロマテラピーでも使用されバニラに似た甘い香りだが、 安息香酸または安息香酸Naには香りは無い。

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殺菌作用は弱いが静菌・抗菌作用は強く、防腐剤・保存料として化粧品や清涼飲料水等の食品にも使用されている。 また、pH5.5以上の中性〜アルカリ性で抗菌力が働かず、安定性が低いのでパラベンと併用されることが多い。

2006年にイギリスで、ビタミンC(アスコルビン酸)と結合すると発がん物質であるベンゼンを形成することが問題となり、 ベンゼン濃度が高い飲料が回収される騒動があり、日本でも基準値を超えるベンゼンが検出された飲料が1種回収されるということがあった。

また、旧指定成分であることからも懸念されることもあるが、それらは大量の経口摂取においての危険である。 日本では、清涼飲料水であれば0.6g/kg等と食品別に細かく使用制限され、化粧品については配合量は1%以下等とされている。

文/Men’sBeauty編集部(maru)

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