ランニングフォームを整える準備運動【吉田輝幸の男前トレ】(2017.07.17)

■連載/吉田輝幸の男前トレーニング

スポーツ前に行う準備運動というと軽いジョギングからのストレッチを思い浮かべるだろう。しかし、これ意味がないとまでは言わないが、あまり効果が期待できない。

なぜなら、スポーツにはそれ特有の体の動きがあるため、一様に同じ準備運動をしているだけでは不十分、もしくは余計だからだ。

前回のゴルフストレッチでも紹介したが、ゴルフは旋回のために腰、首などの準備運動を重点的に行ったほうが効率的で、アキレス腱を伸ばすようなスタティックストレッチは必要ない。

今回の吉田式ムーブメントプレパレーション(準備運動)は、走る動き、特にランニングに特化したものを紹介していこう。

■ランのフォームをよくするストレッチ

吉田「ランニングの準備運動をするなら、準備運動後そのまますぐ走り出せるように体を持っていくというのは当然の考えです。軽くジョギングをして体を温めるのは良いことですが、ウォーミングアップは、これから動かす場所を刺激することが重要です。

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正しいランニングのフォームは、骨盤を安定させ股関節から脚を動かします。体全体が軽く前傾し、前へ前へいく重心をひろっていくイメージで走るので、正しいフォームだとお尻が後ろに張ります。膝から下だけを動かしていると、膝の怪我に繋がりやすいです。その意識づけをするためにも、今回は股関節のムーブメントプレパレーションを紹介します」

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吉田「まずは、手の平を天井にむけて直立します。こうすると肩甲骨が寄りやすく、ランニング時に腕が振りやすくなります。」

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吉田「次に右脚を外側から内側に円を描くように回します。股関節から脚を動かすイメージを持ってください。反対側も同様に行います。左右交互に行い体を温めてください。」

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吉田「股関節が柔軟になれば、ストライドも広くとれるため結果的にスピードアップにつながるだけでなく、フォーム改善による疲れの軽減やケガの予防まで見込めます。

また、ランニング以外でも走るスポーツであれば、このムーブメントプレパレーションは有効ですので、スポーツ前にぜひ取り入れてみてください」

■動画で動きをチェック

フィジカルトレーナー 吉田輝幸

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1975年生まれ。国士舘大学体育学部卒業。大学卒業後に本格的にパーソナルトレーナーの道を進むため、渡米。帰国後はさまざまなスポーツ、ジャンルのアスリートのフィジカルトレーナーとして活躍。正しい身体の使い方、正しい動きによって最高のパフォーマンスを引き出す「吉田コアパフォーマンスメソッド」を提唱。現在は、トップアスリートやモデル、アーティストなどが通うトレーニングジム、「PCP」のフィジカルトレーナー&ディレクターを務める。また、多くのフィットネスクラブや専門学校でのパーソナルトレーナー養成やトレーニングマシーン開発補助、テレビや雑誌などさまざまなメディアでも活動している。

PCP
http://www.p-core-p.com/

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
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beauty-men.jp/

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