下半身の機能を強化するトレーニング(2017.07.24)

スロートレーニングという言葉を、耳にしたことがあるだろうか?

端的に説明すれば、ハードなトレーニングではなく、かといってごく軽いトレーニングでもなく、ほぼほぼの強さで行なうトレーニングのことだ。

静脈を圧迫した状態を持続し、血流を抑えることによって、まるで筋肉がパンプアップを起こしていると脳に勘違いを起こさせるのがポイント。

これで脳から成長ホルモンを分泌させ、その効果によって筋肉を強く、太くする効果を得るのが目的だ。

スロートレーニングの行ない方

1、負荷は自分の体重(器具不要)
2、呼吸に合わせて、中ぐらいの力で行う
3、一つの種目中は、休まずに力を入れ続ける
4、それぞれの種目後に、使った筋肉をほぐしておく
5、毎日行なわず、週に2〜3回、10分間だけ行う
6、ウォーミングアップを必ず行なう

特徴的なのは5番目で、毎日やらなくてもいいのだ。むしろ間隔をおくほうが効果は高く、しかも1回につき、たったの10分なので、ズボラな御仁には最適の筋トレ法ともいえる。

では早速、基本的なスロートレーニングを紹介しよう。今回は腹筋編。

◆PART2 スローランジ

まず、ランジの動きの説明をしておこう。脚を前後に大きく開き、両手を頭の後ろで組み、胸を張る。そのまま身体を真下に沈めていくと、後方の脚の大腿四頭筋が伸ばされながら収縮するのがわかるはずだ。

1、前後の脚全体に力を入れたまま、3秒かけて身体を沈めていき、3秒かけて戻す。

2、10回繰り返す。きつければ、沈む程度を減らしても大丈夫。

スロートレーニングは、筋肉を阻血状態にして中ぐらいの力で行うのが基本。成長ホルモンが刺激され、筋肉への科学的刺激がおこり、筋肉量が増大する。

割と楽なトレーニングにしては、メインの筋力の増大、強靭化に加え、頭髪の増加や、美肌、中性脂肪の分解促進などにも効果がある。

やはり成長ホルモンの分泌に因る付加価値は、とても大きいのだ。

このスロートレーニングの後にジョギングなど有酸素運動を行うと、脂肪の燃焼に効果的であることも付け加えておこう。

監修・実演/高野賢一郎

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理学療法士(関西労災病院・産業理学療法研究会代表)
講演、研究会、フィールドワークで国内、海外を飛び回る日々、

取材・編集/TheWrite cozytoy

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
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