浅野忠信に学ぶ!無精ヒゲでもカッコよく見られる秘訣(2017.08.04)

今回は、ハリウッドでも活躍する浅野忠信氏のヒゲを解説! 生やしっぱなしのイメージがある浅野忠信氏だが、無精ヒゲであってもカッコよくいるための秘訣を、ヘアサロンONOの田口拓郎さんに伺ってきた。

似顔絵08_浅野忠信_ol

田口「浅野忠信さんもヒゲを含めて『浅野忠信』という個性を一種のオリジナリティーにしていると思います。

どちらかといえば一重に近い鋭い目元、決してパーツがくっきりしているわけではないお顔立ち、浅野さんから放たれるオーラはほかの芸能人のとはまた少し違い鋭くもあり野性的でもあり、でも底知れない包容力も持っている、不思議な魅力の持ち主です。

普段からほぼ生やしっぱなしのような無精ヒゲは首までそのままのことがほとんどですね。ハリウッド俳優さんによくみられる生やし方です。

ヒゲを作る=オシャレ
生やしっぱなし=野暮

文字であらわすと単純にはこんな式になってしまうでしょうか。

では無精ヒゲとは=何になるのかと考えたとき、一つ浮かんだのが「自由」でした。

自由を感じさせる無精ヒゲの魅力

田口「一般的に会社勤めをされている方で、無精ヒゲOKというかたはあまり多くないと思います。何かの決まりごとの中に属している私たち。身だしなみとしてチェック項目上位に常にあるヒゲ。ヒゲは基本的にきれいにしているのが当たり前という常識が出来上がっています。

んな中で、もじゃもじゃに伸ばしているヒゲを目の当たりにしたときに、一瞬、この人なんなんだろう、と感じるはずです。

そのなんなんだろうという気持ちの背景にあるのは、言ってしまえば、何にも(仕事)していないのか、もしくはあまり縛りがない環境に普段身を置いているのかといった感覚かもしれません。

また、一般的に男性は自分を魅力的に魅せたいもの。そのうえで、ヒゲを生やしている人であればそれも魅力の一つとして思ってもらえるように自分に似合う形や手入れ方法を探ったり、サロンでまめに手入れしたりヘアスタイルと同じくらい気を使っていらっしゃいます。

では真逆の無精ヒゲはというと、本人はさほど何も考えていないはずです。ありのままの自分をさらけ出すことができる人。小さなことはいちいち気にしない、自由奔放に生きる、誰の心の中にも一度は感じたことのあるような、そんな気持ちを体現しているかのようです。

キアヌ・リーブスさんもそのような雰囲気をお持ちだとお見受けします。

決まりや理論の中に生きるヒゲもあれば、何ものにもとらわれない中で生きていくヒゲもある。ただの体毛の一部でしかないヒゲですが、そこに魅力や意味を持たせ一つのポジションとして確立したヒゲというのは奥深いものですね。

今日のまとめは、無精ヒゲ=自由。

ちなみに無精ヒゲはできる限りしっかりヒゲが生える人がお勧めです。また、無精ヒゲも含めて、ヒゲが似合うためにはその人の人生観が大切になってきます。

staffImg03

スタイリスト&スパニスト 田口拓朗

1934年より続く老舗ヘアサロンONOにて、スタイリストとスパニストを務める。男性のヒゲにも詳しく、西洋の歴史的背景から見るヒゲの整え方などをレクチャー。

【ヘアサロンONO HP】
http://www.hair-ono.com/

イラスト/midori nakajima

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
Men’s Beauty」は、男前を目指す男性のための身だしなみ強化書です。もっと、男、前へ。
beauty-men.jp/

男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます