• TOP
  • スキンケア
  • 【コスメのなかみ】洗浄成分のキメ手『石ケン素地』

【コスメのなかみ】洗浄成分のキメ手『石ケン素地』(2017.08.06)

soap-2228609_1920

石ケン素地は、脂汚れに対し高い洗浄力を発揮する界面活性剤。生分解性も高く自然界に優しい成分だ。「カリ石ケン素地」や「カリ含有石ケン素地」とも呼ばれる。油脂等の油性成分と、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の強アルカリ性の成分を反応させて作る。

原料に「水酸化ナトリウム」を使用している場合は、固まりやすく固形のせっけんに使用され、「水酸化カリウム」を使用している場合は固まりにくく、主に液体状のせっけんに使用され、シャンプーやボディソープに使用されることも多い。

脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムが98%以上のものを『純せっけん』と言い、他に合成の界面活性剤等を配合していないものは、皮脂膜や角質層等のバリアゾーンを傷つけにくい。牛乳石鹸やシャボン玉石鹸などがその代表格だ。

使用感の特徴はアミノ酸系の洗浄剤に比べ違い洗い上がりはすっきりすること。これでつっぱりを感じる人も多いが、それはアルカリ性のせっけんが肌の表面の汚れた皮脂を溶かし、せっけんと肌表面のカルシウムが化学反応を起こしている結果。

洗顔後「カルシウム膜」と呼ばれるものが肌を覆い、それがゆっくりと分泌される皮脂に溶け、肌本来の弱酸性に戻って行く過程で、つっぱり感が生まれるのだが、実際には保湿されている。

おすすめは、添加物を使用しない純せっけんの中でも、加熱せずに自然熱で作る「コールドプレス製法」で作られたものや、釜の中で加熱し水酸化ナトリウムを加えて作る「釜炊き(鹸化)製法」で作られたもの。ペースト状の洗顔料が合わないという人は、一度、純石鹸を試してみるといいだろう。

文/Men’sBeauty編集部(maru)

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
Men’s Beauty」は、男前を目指す男性のための身だしなみ強化書です。もっと、男、前へ。
beauty-men.jp/

男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます