感覚強化で使える筋肉を手に入れよう!バランスディスクの賢い使い方(2017.08.26)

1faa660d44d5a3f2e0d5c45051a9ece0_s

細マッチョ、太マッチョ、魅せるマッチョに黒マッチョ。筋トレ隆盛の昨今だが、筋肉は太く強く鍛え上げるだけでは、実は未完成なのだ。筋肉は、その力を状況に応じてコントロールできなければ無用の長物になってしまう。

真のパーフェクトボディの完成を目指すのであれば、刻々と変わりゆく状況を感じ取れる「感覚」を研ぎ澄ますトレーニングを、並行しておこなうことが必須となる。今回は、バランスディスクを使って、感覚を最上のものにビルドアップする方法を紹介しよう。

筋肉は、太く強くするだけでは、意味がない。

最近、若いビジネスマンの多くは、慢性的な運動不足に陥っているという。運動不足が続くと、手足の筋力が目に見えて減ってくるが、同時に姿勢を安定させる深部体幹筋の筋力、そして「運動の感覚」も低下するのだ。その結果、学生時代に楽しんでいたスポーツの、当たり前のような動きが十分にできなくなったり、電車の中でのふらつきが大きかったり、躓いたり、ついには身体を物にぶつけるようになってしまう。

少しでも心当たりがある方は要注意だ!だが、心配ご無用、「運動の感覚」は鍛え直すことができる。

「感覚」を伴った「使える」筋肉へ

深部筋を鍛えるためのコアエクササイズは、種々紹介されているが、大切なのは、筋力強化と同時に、”感覚の強化”をおこなうことだ。そうでなくては、本当の意味で”使える筋肉”は、完成しない。そこで効果的なのがバランスディスクを利用したトレーニングだ。バランスを崩される中で、いかに反応、対応できるかを要求されるエクササイズで、深部筋の筋力がアップし運動感覚が磨かれる。

バランスディスクを必ず一つは持っておこう。

バランスディスクは、安価なものならネットで1000円も出せば購入できる、お手軽なトレーニングツールだ。直径がおよそ30cmの、円盤型のポリ塩化ビニル樹脂製が一般的で、この上に乗ってエクササイズをおこなう。ディスクが硬すぎると揺れが少ないので、空気はユル目に入れておくのがポイントだ。準備運動として、身体の回旋や膝の屈伸そして足首を十分に回しておこう。

では、早速ディスクの上に乗ってみよう。

バランスディスクの上に実際に乗ってみると、その不安定感さからバランスを保とうと、筋肉や腱にある感覚器官、目、三半規管などを統合する脳がフル活動する。感覚に合わせて深部体幹筋が働き、微妙にバランスをとろうとする。こうした動作によって、錆かかった身体が活性化されてくるというわけだ。

バランスディスク・トレの基礎編と上級編

【基礎編】
両足バランス
1.片足をバランスディスクの上に乗せる
2.もう一方の足も乗せ、バランスディスクの上に両足で立つ
3.落ちないようにバランスをとりながら30秒間維持する
4.余裕があれば両手を左右へ移動させてみよう(バランスを崩させて、それに対応させるように頑張ることこそが大事なのだ)
5.30秒間できなければ、延時間で構わないから毎日チャレンジしてみよう

【上級編】
片足バランス
1.両足バランスが楽にできるようになったら、片足でやってみよう
2.感覚を鋭敏にするために、一番大きな感覚器官である目をつぶってやってみよう
3.両足でもかなりレベルが上がるのが分かると思う

一般にスポーツや身体活動の際には、対象物に目を向けて自身の身体を気にしていないが、それはこれらの感覚が無意識下で働いているからだ。バランスディスクで深部体幹筋と感覚を鍛え直し、身体の深奥部からバランスの良い、クールな男になりたいものだ。

■取材・文/十吉耕次(ザ・ライト)

■監修・実演/高野賢一郎
理学療法士/産業理学療法研究会代表。講演、研究会、フィールドワークで国内、海外を飛び回る日々。

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
Men’s Beauty」は、男前を目指す男性のための身だしなみ強化書です。もっと、男、前へ。
beauty-men.jp/

男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます