体臭を抑えるのに役立つ食事法とは?(2017.09.08)

5d669650dbc8602314f832e7ae5246dc_s

最近のアンケート調査によると、自分の体臭には、自分は気づかないことが多く、他人がそれに気づいても9割の人は指摘してくれない。つまり、知らないうちに不快な体臭を振りまいて、周囲の人に迷惑をかけているかもしれないのである……。

男性の体臭を気にするという女性も9割おり、男のたしなみとしてニオイケアは外せない。デオドラントスプレーなどを使い体臭防止に努めるのも手だが、身体の内側からシャットアウトして、ついでに健康的になる予防策もある―それは食事内容。

ニンニクをたくさん食べると、ニンニクのにおいが体から発散されるのは、誰もが知っている事実。しかし、ふつうのスナック菓子やドーナツのような揚げた軽食類が、体臭の原因になることは、知っている人は少ないのではないだろうか?

今回は、オリンピック委員会強化スタッフを務めたこともある管理栄養士の川端理香氏の著書『カラダの悩みは食べ方で99%解決する』を下敷きに、食事と体臭との深い関係について紹介したい。

1
『カラダの悩みは食べ方で99%解決する』

■加齢臭を強くするのはトランス脂肪酸だった

「トランス脂肪酸」という言葉を、一度は聞いたことがあるだろう。「詳しくは知らないけど、身体には良くなくて、フライドポテトに含まれているそうなので、あまり食べないようにしている」といった認識が一般的かもしれないが、実際はフライドポテト以外の広い食品に、トランス脂肪酸は含まれている。

基本的に、チップス類からドーナツに至る市販の揚げ菓子、それにパンやケーキにも、トランス脂肪酸が含有されていると思っていい。こうした食品には、トランス脂肪酸をたっぷり含んだマーガリンやショートニングが使われているからで、安価なお菓子ほど多用される傾向にある。また、精製時に加熱処理しているサラダオイルにも、トランス脂肪酸が含まれている。

トランス脂肪酸を含むスナック菓子などを食べ過ぎると、体内でノネナールという物質が生成される。これが皮脂腺から発散され、体臭になるという。ノネナールは黙っていても、40代あたりから生成量が増え、俗に「加齢臭」とか「おやじ臭」と呼ばれる臭いの元になるが、20~30代でも似た体臭のする人は、トランス脂肪酸の摂り過ぎを疑ったほうがよいかもしれない。

裏を返せば、トランス脂肪酸の摂取を減らすことで、体臭は抑えられることになる。もし、夜食代わりのスナック菓子の調達でコンビニ通いが常態化していれば、その頻度を減らす。パンに塗るマーガリンはやめて、バターに切り替える。菓子パンを買うときは、原材料の欄を見てショートニングがないか確認するなど、日ごろのちょっとした注意で、トランス脂肪酸は、かなり減らせる。

1 2
男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます