働く男が陥りやすい「くすみ肌」の正体(2017.09.09)

毎日、洗顔をしているのになんだか顔の色が暗く、不健康に見えてしまう御仁はいないだろうか? これは体の内側からくる肌の「くすみ」だ。いくら外から化粧水や美容液を足しても、生活習慣を見直さない限り、このくすみは悪化していくばかり。

「肌は体の中で、一番最初に不調が表面化する”臓器”」とミッドタウンクリニック「ノアージュ」の院長・今泉明子先生は話す。自分の顔色とその原因を照らし合わせ、生活習慣の見直しをはかってみてはいかがだろうか?

■働く男が陥りやすい「くすみ」の正体

今泉「まず、顔のくすみは大きく分けて、「茶色」と「黄色」の2つの種類があります。どちらも生活習慣によって発生するものですが、茶色いくすみは、肝臓機能の低下や、代謝力が落ちている人によくみられます。太っている人で、頬が黒くなっている人がいますが、アレが茶色いくすみの際たるものです。

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黄色いくすみは、タバコやお酒の飲み過ぎ、油っぽいものを好むなどの生活習慣が原因です。分かりやすく言うと、皮脂が出すぎて酸化したものが毛穴を防いでしまうと黄色みがかった顔色になります。顔をちゃんと洗えていなくても、黄色っぽくなってきますね。

煙草やお酒、コーヒーを摂取しすぎると、逆に脳細胞が活性化されるため良質な睡眠がとれなくなってしまうんです。そうすると疲れが取れないので、顔色が悪くなり黄色っぽくなります。肝臓が悪ければ茶色、生活習慣が悪ければ黄色と判断してもらうと分かりやすいと思います。」

■いわゆる「酒ヤケ」は肌にもおこる

今泉「酒ヤケは実は、喉がイガイガするだけじゃなく、顔にも出るんです。これは、青白い顔色になってきます。アルコールを摂取すると代謝が落ちるため、汗をかきにくい体になってしまいます。一概には言えないですが、お酒をよく飲む人でほとんどごはんを食べないという人もいますよね。あれも代謝が落ちる原因です。

テレビなどで、長寿の方がステーキを食べてる、なんていうのをよく見ますが、あれはまんざら嘘でもありません。タンパク質をたくさん取っている人のほうが元気なんですよね。というのも、血流が良くなり代謝も上がると言われていています。

タンパク質をたくさん摂っている人は血色がいいんです。その代わりと言ってはなんですが、男性ホルモンが多く分泌され、抜け毛が増える方も多い。また、顔が青白い人の中には、ある意味、健康志向な人もいます。最近ではヴィーガン(完全菜食主義者)などが取り沙汰されていますが、食べる量が少なかったり、偏ったりしている人は顔色が悪いことが多いです。

顔色が悪い=体のどこかに不調をきたしていると言っても過言ではありません。特に、この黄色、茶色、青という色は生活習慣が悪化している証拠のため、なんだか顔色が優れないと思ったら自分の行動を振り返ってみてください。改善できるポイントが見つかるはずですよ。

東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ院長
今泉明子
MB82-003

医学博士・皮膚科専門医。シワ注入治療の認定指導医を務めるなど、肌のスペシャリストとして活躍、患者の40%が男性という美肌男子の駆け込みドクター。

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