虫刺されの痕を残さない方法(2017.09.12)

熱湯をかけるとかゆくなくなるのは本当?

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今泉「最近、インターネットを中心に蚊に刺された痕に80℃の熱湯を少しずつかければ、かゆみが治まるというものがあります。が、これは絶対にやめてください。たしかに、かゆみ成分は、80℃以上で成分が壊れるためにかゆみは止まるかもしれません。

ですが、80℃の熱湯なんて、よく考えなくても火傷の原因になります。これ以上低い温度のお湯をかけても、一時的には治まるかもしれませんが、あまり意味がありません。もし、一時的にでもかゆみを止めたい場合は、氷などで患部を冷やすといいでしょう。

血管が収縮してアレルギー反応で出てくる『ヒスタミン』の遊離が抑制されるとともに、痒みの大元の原因となるランゲルハンス細胞を抑えることができます。市販のかゆみ止めももちろん有効な手段です。基本的には、かかずにそのまま放っておけば治りますので、とにかく我慢!」

痕を綺麗に消すためには?

今泉「すでにできてしまった痕を治す場合は、ほかの傷跡を治すのとほとんど一緒です。保湿をしてあげたり、ビタミンCを飲む、市販の傷痕を消す塗り薬を塗るなどが有効です。

美容皮膚科の場合は、黒ずみは、メラニン色素になりますので、レーザーによって薄くしたり消すことが可能です。いずれにせよ、刺された後の対応によって、痕に残るか否かが決まりますので、皆さん、くれずれも絶対虫刺されはかかないように!」

東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ院長
今泉明子
MB82-003

医学博士・皮膚科専門医。シワの治療の認定指導医を務めるなど、肌のスペシャリストとして活躍、患者の40%が男性という美肌男子の駆け込みドクター。

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
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beauty-men.jp/

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