旅行中の肌荒れに注意(2017.10.08)

旅行中、特に海外旅行に出かけているときに、「あれ、こんなところに吹き出物が……」とか「なんか肌カサカサする」と思ったことはないだろうか?写真に残ってしまうレベルの肌トラブルは旅行中には絶対に起こしたくないものだが、旅の序盤から肌にダメージを与える場面が実はいくつもあるだ。

そのダメージの積み重ねで肌が荒れてしまい、手持ちのスキンケア商品では対処しきれずに帰国までトラブルを抱えたままだと、旅自体も楽しめなくなってしまう。しかし“暑さ寒さ”には気を配って準備をすると思うが、湿度や水のことまで考えて準備をする人はほとんどいないだろう。

これらに少し気を使うだけで、旅行中の健康・美肌は約束されると言っても過言ではない。同じ日本の中でも気候や水質の違いで体調や肌がガラリと変わることがあるが、それは海外でも同じことだ。

飛行機内の湿度は20%

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目的地までのフライトは肌にとって想像以上に過酷な環境と言える。というのも、機内の湿度はなんと平均20%。数字だけ見れば冬の乾燥注意報が出てしまう湿度と同じレベルなのだ。室内の湿度は40〜60%で快適と言われているので、機内でどれだけカラカラの環境にさらされるのかお分かりいただけるだろう。

乾燥状態が続いた肌は、シワができやすくなったり、毛穴が目立ちやすくなったり、さらには肌を守るバリア機能が失われて様々な肌トラブルの元となる。飛行機を降りる場面では「少し乾燥しているな」という程度であったとしても、肌が受けたダメージが後々表面に現れてしまうだろう。

通常の短時間のフライトはもちろん、特に長いフライトでは持ち込み可能な容量の化粧水やシートマスクを用意し、こまめに保湿して肌のうるおいを保っておくことが肝心。ここでダメージを最小限に止められれば、旅行中の肌トラブルはグッと減る。

硬水で髪の毛がギシギシ!?

日本の水はほとんど軟水だ。そんなやわらかな水で洗い慣れた肌や髪の毛は、旅先が硬水の環境だった場合、一気にギシギシとした手触りに感じてしまうだろう。そんな時は、現地の人が使用している保湿クリームやシャンプー・トリートメントを調達するのが一番。

そして、海外旅行者向けに硬水の地域では「硬水対策用」のシャンプー・トリートメントも売っていることがあるので、それらを購入するのも一策だろう。

また、肌や髪の毛をすすぐ最後の段階にミネラルウォーターでひと流しすることでそのギシギシ感は緩和される。旅先が硬水の地域か確認して、場合によって対策を変えるのがいいだろう。

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ミネラルウォーターをボトリングした化粧水で顔を流すように吹き付けるのもオススメだ。

旅の思い出の写真を見るたびに「この時、すごく肌荒れしたな」などと思い出すのは誰もが避けたいこと。肌や髪の毛を健康的に保ち、トラブルレスで旅を終えるからこそ「いい旅だったね」と振り返ることができるのだ。

旅行に出かける際は、気候だけでなく現地の湿度や水の硬さなどを事前に調べて上記のような対策を立てて楽しく旅を終えよう。

文・RYO KANAZAWA

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
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