アンチエイジングに役立つ「和ハーブ」レシピ(2017.10.10)

日本人なら「和ハーブ」でデトックス? その効能とは【後編】

薬草としての効果・効能だけでなく、そのなじみのある味わいと香りが日本人の舌を満足させてくれる「和ハーブ」。前編では、ワンランク上の男料理をアシストしてくれる食材として、いくつかの和ハーブと特徴を紹介した。今回はさらに範囲を広げて、和のスパイスや和菜(野菜)、和果(くだもの)もピックアップしていく。 

さらに、和ハーブ協会が監修する絶品和ハーブ料理満載のレシピ本『PAN de WA HERB』から、特別におすすめレシピも紹介。最後までお見逃しなく!

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「和のスパイス」の効果・効能

淡白な味覚だと言われている日本人だが、実は古来よりかなりの「スパイス好き」。香辛料は古い言葉で「はじかみ」などと呼ばれ、消化や食欲の促進、殺菌・消毒の目的で、食卓の隠れた主役だった。

■ヤブニッケイ(クスノキ科クスノキ属)
効果・効能:自律神経調整、糖尿病予防

ヤブニッケイ
ヤブニッケイ

日本原種の唯一のシナモンがこれ。美容成分であるオメガ3が多く含まれている他、和ハーブ料理ではゲッケイジュの代わりにできる香りづけとしても万能。中国で行われた研究では、東南アジアのシナモン、中国のニッケイと同属植物で比較したところ、MHCPという糖尿病予防・改善効果があるといわれるインスリン様成分が日本原産のヤブニッケイにだけ含まれていることがわかったという。

■サンショウ(ミカン科サンショウ属)
効果・効能:食欲増進、血流促進

サンショウ1

サンショウ2
サンショウ

縄文時代から使われてきた、日本最古かつ代表的な和の香辛料。さわやかな辛みはアルカロイド成分の「サンショオール」で、体熱発生や内臓機能向上などが期待できる。ウナギの蒲焼や七味唐辛子に使われるのは、熟した果皮を乾燥させたもの。緑の若い実は塩漬けや佃煮などで丸ごと食べるのが美味。若葉は「木の芽」の通称で味噌や和え物などに使われる。

■ショウガ(ショウガ科ショウガ属)
効果・効能:脂肪燃焼、食欲増進

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ショウガ

いわずと知れた温め食材の代名詞だが、食欲増進や健胃作用も見逃せないところ。主に使われる根の他、葉も芳香があり有用。原産地は東南アジア近辺と言われ、古い時代に近縁種であるミョウガとともに日本に導入された際、香りの強いほうが「兄香(せのか)」、弱いほうが「妹香(めのか)」と呼ばれて名前の起源になったという説、それが逆であったという説もある。

■クコ(ナス科クコ属)
効果・効能:美肌作用、強壮作用

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クコ

原産地は中国だが、古い時代に日本へ入り、現在は日当たりの良い河原や海沿いなどで広く野生化している。数々の薬効で知られ、江戸時代に108の天寿をまっとうした徳川家康の参謀、天海僧正は、クコを食べることがその健康の秘訣だったと言われている。白米を炊き込む際に枝葉を一緒に入れると、仕上がりにもち米のような粘りが出て美味。

■ニンニク(ヒガンバナ科ネギ属)
効果・効能:消化促進、疲労回復

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ニンニク

世界中で滋養強壮食材として使われているニンニクは、日本にも古くに伝わった和のスパイス。織田信長が馬上でかじっていたという逸話もある。江戸時代の「大和本草」には、「効能が高く常に欠かしてはならない食材である」という記載も。独特の香りは、ニラやネギなどとも共通する硫黄化合物で、糖質代謝に関わるビタミンB1の吸収・代謝を高めることで元気の源にも。

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