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妊活や健康増進への新しいアプローチ!世界初の「精液成分」検査プロジェクト(2017.10.21)

ダンテは、妊活や健康増進への新しいアプローチとして、世界で初めて『精液成分』を検査するプロジェクトを開始した。

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■生活習慣の改善が男性の妊娠・受精力を高める

現在、体調や病気を知るための検査は、血液検査や尿検査などが主流だが、「精液の成分」は全く検査されることがない。順天堂大学と広島大学、ダンテが、精液成分と年齢や生活習慣との関係に関する研究を行った結果、牡蠣やレバーに多く含まれる亜鉛が、精子数や精液量と関係していたり、睡眠時間が少ないと精液のサビつきが高くなるなど、生活習慣が精液の質と密接に関わっているということが明らかになった。

精液の成分検査は、男性の健康コンディションを鋭敏に反映する検査として活用が期待される。(この研究成果は、10月7日に東京大学で開催された「第17回日本Men’sHealth医学会」にて『精液中微量成分分析とバイオマーカーとしての有用性について』として発表した。)

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ダンテでは現在、クラウドファンディングによって世界初の精液成分データベースを作ろうという「精液を検体として確立させるプロジェクト」を行っている。日本中の男性に精液を提供してもらい、精液成分と生活習慣の関係、そして男性年齢やオトコ力、妊娠力との関係を世界に先駆けて明らかにしたいと考えているのだ。

Point1: 知られざる事実 ~「精液の成分」が精子のパフォーマンスに影響を与える~

精液には、精子の運動性や持久力、活性酸素からの保護など、精子を受精させるために必要なすべての成分が含まれている。長く良く動ける精子ほど受精率は上がるが、そのパフォーマンスのカギを握っているのは、精子そのものではなく「精液の成分」なのだ。

現在“精液検査”というと、精子の数や運動率などを調べるものとなっており、残念ながら精液に含まれるこの重要な成分は検査対象となっていまない。 

Point2: 精液成分は年齢や生活習慣により変化する

1精液成分でオトコのリアル年齢がわかる
テストステロンは男性ホルモンの主要成分であり、性欲を促したり精子をつくるはたらきだけでなく、筋肉量やメタボリック症候群、男性の更年期とも深い関わりがある。男性にとってなくてはならない精液中のテストステロン量は、年齢を重ねるごとに減少することが明らかになった。

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▲精液中のテストステロン量は、年齢を重ねるごとに減少する

また活性酸素による精液のサビ(8-OHdG)も年齢とともに高くなっていることが判明した。サビが見つかれば、サプリなどを服用することで落とすことが期待される。

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▲活性酸素による精液のサビ(8-OHdG)も年齢とともに高くなっている

2肉を食べると精子が増える
精子をつくるために不可欠な亜鉛の精液中濃度を調べてみると、亜鉛が少ない人は精子の数が少ないことが明らかになった。

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▲亜鉛が少ない人は精子の数が少ない

亜鉛は、肉に豊富に含まれている成分だ。そこで食生活アンケートを行ったところ、肉中心の食事をする人の方が魚の方を多めに食べる人よりも、精液中の亜鉛濃度が高く、精液の質は、食生活によって影響を受けるということがわかった。

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▲肉中心の食事をする人の方が精液中の亜鉛濃度が高い

他にも睡眠時間と精液成分のサビつき(DNAの酸化)度合いが関係していることもわかってきた。精液の成分を調べることは、生活習慣病の予防や疾患の早期治療にも繋がる可能性があると考えている。

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