「睡眠は削らない!」アテネ五輪MTB日本代表が教えるトレーニングの極意(2017.11.12)

アテネ五輪MTB日本代表が教える、トレーニングの「作法」

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会社勤めをしながらMTBの鍛錬に励んで、MTB全日本選手権優勝を果たしたのち、アテネオリンピックに出場するなど大活躍して引退。

その後はトライアスリートとしてプロに肉薄するパフォーマンスを発揮して注目されているのが、竹谷賢二氏。NHKの自転車番組『チャリダー☆』のレギュラー出演者として、ご存知の方も多いかもしれない。

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その竹谷氏が、7月に上梓した新書『ロードバイクの作法』(SBクリエイティブ)は、これまでの経験で得たロードバイクスキル向上のノウハウを網羅しており、フルタイムワーカーとして働きながらロードバイクのトレーニングに励んでいる人たちに非常に有用な一冊となっている。

さらに、本書には、サイクリストのみならず何らかの競技のためにトレーニングを行う人にも役立つ、汎用的な知識がちりばめられている。今回はそれらについて一部を紹介しよう。

睡眠時間を削ってまでトレーニングしない

竹谷氏が、本格的にバイクトレーニングを始めた20代の頃は、「プロに勝つにはプロ以上のトレーニングをしなければならない」と考え、猛烈に取り組んだという。

日中は会社勤めなので、午後8時前後に勤務を終えると、ロードバイクにまたがって100km走り込み、帰宅は深夜2時があたりまえ。

また出勤前の1時間を、坂道の走り込みに充てることもあり、日々の睡眠時間は5時間にも満たなかった。

これだと慢性化した疲労が蓄積するばかり。タイムも稼げないという心理的なストレスも加わって、「頑張ったわりには、ちっとも結果は報われない」ことになる。

自己満足はあるかもしれないが、トレーニングの努力をマイナスの効果が上回っては本末転倒。特に睡眠時間を削るようなトレーニングはしないよう注意したい。

トレーニングの目的は弱点の克服

トレーニングとは、本質的には自分の弱点を見つけ、それを穴埋めしてゆく作業。何が弱点なのかを自己分析せずに、「ただ頑張って走っているだけでは、弱点を見逃して」しまう。

結果、弱点は弱点のまま放置され、向上に歯止めがかかる。

自己分析して、弱点がいくつか判明したら、そのひとつがあるレベルになるまで重点的にトレーニングする。

そうしたら次の弱点克服に移るというふうに、ひとつひとつ弱点を穴埋めする。

その成果として、全体的な能力が底上げされてレベルアップにつながる。このような視点でトレーニングをしてゆけば、目に見える効果は現れてくる。

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