• TOP
  • ニオイケア
  • 体臭の原因成分を吸着する「高吸着型活性炭」を開発

体臭の原因成分を吸着する「高吸着型活性炭」を開発(2017.12.01)

マンダムは、防臭力に優れたデオドラント製品の提供を目指し、効果性の高い素材の開発に取り組んでいる。

今回、高い消臭・吸着力を持つ活性炭に着目し、その中でも特に、体臭の原因となるニオイ成分やその元となる汗成分に高い吸着力を示す活性炭(高吸着型活性炭)を開発した。

さらに、この高吸着型活性炭を洗い流さないデオドラント剤へ応用するため、白色化に取り組んだ結果、肌に塗布しても黒色が目立たない「白色活性炭」の開発に成功。

本技術により活性炭を、洗い流さないデオドラント製品へ応用することが可能となった。

なお、本成分は、特許第6084234号を取得している。

1. 体臭原因成分の吸着に特化した、デオドラント剤に最適な高吸着型活性炭を開発

今回の研究では、化粧品で使用される25種類の粉体を用いて、腋臭やミドル脂臭の元となる汗成分(乳酸、ピルビン酸、3-hydroxy-3-methyl hexanoic acid-glutamine (HMHA-Gln))の吸着試験を行い、人体から発する汗成分に対する吸着力は、活性炭が最も高いことを確認(図1)。

さらに、活性炭でも種類により吸着力に違いがあることを確認し、最も汗成分に対する吸着力が高い活性炭を「高吸着型活性炭」とし、デオドラント剤への応用検討を進めた。

main

2. 高吸着型活性炭を用いて、デオドラント剤への応用が可能な「白色活性炭」を開発

「高吸着型活性炭」を洗い流さないデオドラント剤に応用するため、高吸着型活性炭にアイメイク商品などに使用されている接着成分を付着させ、さらに適量の酸化チタンを表面に被覆し、白色化させた(図2)。

多量の酸化チタンを用いれば、活性炭を白くできるが、体臭原因成分を吸着する活性炭の細孔が酸化チタンで塞がれ、消臭・吸着力は落ちてしまう。一方、白色化のための酸化チタンの配合量を少なくすれば、消臭・吸着力はあるものの、肌に付着すると黒くなり、洗い流さないデオドラント剤には使用できない。

マンダムでは、各素材の配合比や配合方法などを試行錯誤し、消臭・吸着力を維持しながら、肌に塗布しても黒くならない白色活性炭を開発した。

sub1

1 2
男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます