唾液の量が少ないときは自律神経が乱れている(2017.12.06)

それにしても、次から次へと新しい健康法が生まれるものである。

最近だと、ふくらはぎを揉む「ふくらはぎ健康法」が注目されて記憶に新しいが、実はふくらはぎ以上に意外な、あごの筋肉に着目した健康法も登場した。

このあご筋に着目した健康法を紹介したのが、『あご筋をほぐせば健康になる!』(アスコム刊)である。

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『あご筋をほぐせば健康になる!』
アスコム刊/福島一隆著
1100円+税

本書は、頭痛や耳鳴り、肩こり、高血圧や高血糖、自律神経の乱れなどを解消する、あごの筋肉をほぐすマッサージや、あごの筋肉と健康の関係をまとめたもの。

著者は歯科医。自身の経験を元に研究を続け体系化した。

あごの筋肉がこっているかどうか、あごの筋肉がこりやすい生活をしているかどうか、あごの筋肉がこりやすいあごの形をしているかどうかのチェックも、本書でできる。

あごの筋肉がこりやすい生活のチェック項目を見ると、「気がついたら歯を食いしばっている」「電車の中でスマホをながめている」「背中を丸めてパソコン作業をしていることが多い」などが含まれており、あごの筋肉のこりが原因で様々な症状に悩まされている、あるいは将来悩まされる人はかなり多いと思われる。

頭痛や肩こりで困っている人はもちろんのこと、すでに上記のチェック項目で何かしら該当している人も注目してみてはいかがだろうか?

■原因不明の耳鳴りは、あごの筋肉とあごの関節に問題が

ここで言うあごの筋肉とは、側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋の4つ。

そもそも、あごの筋肉と上記の諸症状は、どのように関係しているのだろうか?

例えば頭痛は、側頭筋がこると筋肉内の血流が悪くなり、老廃物がたまることで神経を刺激することが考えられる。

この関係は、おそらく理解できる人も多いだろう。

しかし、中には耳鳴りのように、関係性が理解しづらい症状もある。

耳鳴りとあごの筋肉には、どういう関係があるのか? 著者は次のように指摘する。

「耳と顎関節は非常に近い場所にあるので、あごの骨がずれたり、歪みがあると、耳の内部にまで影響をおよぼす可能性があります。

また、あごの筋肉の一つである外側翼突筋は、あごの関節の軟骨に付着していて、耳のすぐそばにあります。

あごの関節に異常のある人は、下あごの骨が奥に押し込まれ、その影響が内耳器官にまでおよぶと、その働きが損なわれて耳鳴りが起こる可能性があります」(第2章73-74ページより)

耳鼻科で検査しても異常が見当たらない、脳の検査をしても異常がないといった原因不明の耳鳴りの場合、あごの筋肉やあごの関節に問題があると考えられるという。

口が開けづらい、逆に大きく開きすぎる、あごを動かすとカクカク音がするなどの自覚症状がある人は注意が必要。

心当たりのある人は一度、あごの筋肉やあごの関節について医師の診察を受けるべきだが、自分でも外側翼突筋のストレッチを行ない、こりをほぐしてみるものいいだろう。

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