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「歯はみがいてはいけない」の歯科院長が教えるデンタルフロスの選び方(2017.12.24)

『歯はみがいてはいけない』の歯科院長が教える、デンタルフロス選びの新基準

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以前紹介した新書『歯はみがいてはいけない』(森昭著/講談社)は、食後すぐに歯を磨くことの問題をついた良書であった。

いま一度、食後すぐの歯磨みがいけない理由をまとめると、次のようになる―食事をすれば口の中は酸性に傾き、歯の表面のリンやカルシウムが溶け出して歯が少しもろくなる。

この状態で歯を磨けば、歯にダメージを与えるだけだし、さらに歯の「再石灰化」を促す唾液の効果もなくなる。

そのため食後のデンタルケアは、唾液の通り道を作るデンタルフロスをメインとし、歯ブラシの使用は朝の起床後と夜だけにとどめるべき、というのが本書の骨子であった。

その続編として、2017年6月に刊行された『やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編』は、具体的にどんなデンタルフロスや歯ブラシがよいのか、述べている。

今回は本書をもとに、おすすめできるデンタルフロスを紹介したい。

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『やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編』

デンタルフロスはどれがよい?

「フロスはどれも同じ」と考えて適当に選ぶと、歯の詰め物が取れるといった思わぬアクシデントに見舞われることもある。

実はフロスは細かい相違があって、それぞれに特徴がある。

最初は試行錯誤があるかもしれないが、いくつかを使い比べ自分にベストマッチなものを選ぶべきだと、森院長は言う。

・フロスの形状は2種類
フロスは外観から、ホルダータイプ(糸ようじ)とロールタイプの2種類に大別できる。

フロスを使い慣れていない初心者のうちは、やりやすさの点でホルダータイプがベターだという。

ただこれは、同じ糸の面を使って歯の間を清掃するため、清潔さの点で問題がある。

そのため汚れが気になったら、都度水で流すか、ティッシュでふき取る手間が出る。

慣れてきたら、常にきれいな糸の面で清掃でき、微妙な力加減も可能でコスパもよいロールタイプがよいとしている。

・フロスの糸の種類は結構多い
意外にも、フロスの糸はバラエティに富んでいる。

極細のものから太いものまであり、平糸もあれば丸糸もあるので、自身の歯の隙間にどれが合うのか確認する。

基本的には、歯の隙間がかなり狭い箇所でも通ることが大事なので、細めの糸にすれば間違いはない。

フロスを使って痛みを感じるのは、太すぎる糸を使っているからである。

また、唾液に触れると膨らむ性質をもったフロスがあり、こちらのほうが歯垢除去しやすい。

ただし、詰め物がある人は膨らまないタイプにしたほうが無難。

・ワックスの有り無し
フロスには、ワックスのついたもの(WAXED)と、ついていないもの(UNWAXED)があるが、慣れるまではワックスのあるほうが歯と歯の間の滑りがよくなってベター。

使い慣れてきたら、歯垢を取る効果の大きいワックスなしへと切り替える。

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