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整形ドクターが語る「うなじ首こり」の原因と対策(2018.02.11)

多くの人が悩まされる「肩こり」。

パソコン業務量の増加や、スマートフォン利用時間の増加など、さらに肩こりのリスクは上がっていると言える。

また、肩こりを訴える方の多くは同時に「首こり」も感じている。

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デスクワーク等うつむく姿勢が長くなりがちな方に特に注意が必要なのは、首のうなじ部分(首の後ろ中央)がこってしまう「うなじ首こり」だ。

ピップの調査※1では首のこりに悩む男性が4割に対し、女性は7割弱という結果に。

そこで「うなじ首こり」の原因と対策、この季節に重症化しやすいメカニズムについて稲毛病院整形外科/健康支援科部長佐藤務先生に伺った。
※1ピップ調べ2017年8月(20~79歳男女n=4939) 

■女性の首は男性より平均5cm細い。筋肉が少なく可動域が広いため酷使されやすく「うなじ首こり」のリスクが高い

佐藤先生は、肩こりを訴える患者さんを診察すると、実際は肩だけでなく首のこりも併発していると指摘している。

「肩こりや首こりは女性の方がなりやすいのは事実です。

その理由は、首の特徴の違いにあります。

首は、重さが6~8キロもある頭を支え、上下左右に屈伸・回旋など複雑な動きをコントロールしています。

女性の首は、男性と比較すると5~6㎝も細く、男性に比べて少ない筋肉で重い頭を支えています。

血流量は筋肉量に比例するため女性は血流が少なく滞りやすいという特徴があります。

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さらに、女性は男性よりも首が細長いため、筋肉の負担も増え、長時間同じ姿勢でいた時の影響も大きくなります。

日本の働く女性は、デスクワークの時間が長いということもわかっています。

長時間同じ姿勢でいると、肩や首の周辺の筋肉を動かさないため、筋肉の緊張状態が続き、筋肉内の血流が悪くなります。

このように『細くて長い』という女性特有の首の特徴が、首のこりを起こしやすくしているのです」と解説している。

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■3カ月で平均気温が11℃も変化、激しい寒暖差が血行不良を誘発!

2017年では3月から5月の3カ月間で、平均気温は11.5℃も上昇する。

この期間は日中の気温差も年間を通じて大きくなりやすい時期でもあるのだ。

「急な気温の変化で、自律神経が乱れ、血流が悪くなります。

血流が悪くなると筋肉が硬直し、首にある血管や末梢神経を圧迫。

さらに血行不良が起き、首のこりを引き起こしやすくなるのです。

首は血管が皮膚に近いために外気の影響を受けやすく、かつ全身の血流と関係しています。

激しい寒暖差が集中する春から初夏にかけては、こりを起こしやすい環境といえます」と佐藤先生は注意喚起している。

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■気づいたときに早めの確認を!「うなじ首こり」セルフチェック法

首のこりは医者に行くほどのことではない、と侮ってはいけない。

佐藤先生は「放置しておくと全身に影響を及ぼし、頭痛や腕のしびれや痛みを引き起こすこともあります。

ピップの調査では、頭痛を感じている人は約5割、腕の痛み・だるさを感じている人は2割以上いますが、これが重症化へのサインです」と注意を促す。

「基本的に、首を上下左右に動かし、特に上を向くときに首から上肢にかけて違和感があれば、既に首こりの危険があります」と解説している。

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