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食前に野菜ジュースを飲むと血糖値上昇の抑制効果あり(2015.11.07)

医療費の高騰を受け、厚生労働省は201518日に自民党・厚生労働部会等合同会議において「医療保険制度改革骨子(メタボ改善による保険料減額制度などを含む)」を説明し、2015年の通常国会に提出する予定であることを発表した。メタボの予防・改善に対する関心はこれまで以上に高まることが予想される。

 一方、メタボ予防・改善のためには食後の血糖値の上昇を抑えることが重要だとされている。野菜には、食物繊維やクエン酸などの血糖値の上昇を抑える成分が含まれており、野菜を摂ることよって血糖値の上昇を抑える効果があることが知られている。近年では、食後よりも食前に野菜を摂ることで、食後の血糖値の上昇が抑えられることが明らかになってきており、健康を維持するための新たな野菜の食べ方として注目されている。

 そんな中、カゴメ株式会社は、城西大学の金本郁男教授との共同研究により、野菜ジュースを食前に飲むことで、メタボリックシンドローム(以下メタボ)の原因の一つである食後の血糖値の上昇が抑えられることを、ヒト試験で明らかにした。また、野菜ジュースを食事中に飲んだ場合は、食後の血糖値が速やかに低下することを確認している。調査では、健常な大学生に、野菜ジュースと白米を次の5パターンで摂取していただき、食後の血糖値の変化を調べた。

・野菜ジュース200mLを白米106g摂取前に摂取(15分前、30分前、60分前)
・野菜ジュース200mLを白米106gと同時に摂取
・白米150gのみを摂取
※全体の糖質量は50gに統一

この結果、野菜ジュースを白米摂取前に飲むと、白米のみを摂取した場合に比べて食後の血糖値の上昇が低く抑えられ、特に白米摂取の30分前に野菜ジュースを飲んだ場合に最も高い効果が見られた。また、野菜ジュースと白米を同時に摂取した場合は、白米のみを摂取した場合に比べて、食後の血糖値が速やかに低下した。

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