胃や肝臓などの内臓をいたわる「防衛食材」(2018.05.15)

◎酔いの原因、有害物質「アセトアルデヒド」の分解促進食材

そもそも、悪酔いや二日酔いの原因は、「アセトアルデヒド」と呼ばれる有害物質にあるといわれている。

これは、血液中でアルコールが肝臓で分解される際にできる物質で、「酢酸」に分解される過渡期にある物質なのだが、この分解能力が生まれつき低い人は、吐き気などの不快な症状が出やすい。

アセトアルデヒド分解が苦手と自覚している人は、分解促進に役立つ食材をおつまみに食べればいい。

特にたんぱく質は、アセトアルデヒド分解を促進するのに役立つため、例えばつまみにチーズを食べるようにするなど工夫しよう。

チーズは脂肪分でもあるため、先ほど紹介した胃壁を保護する効果もあり、ダブルで防衛してくれる。

もちろん、鶏肉や豆腐などのたんぱく質でも良い。

また、枝豆も悪酔いと二日酔いを避けられる重要な食材だ。

なぜなら、アルコール代謝を促進するビタミンB1と、肝臓の働きを高めるコリンが豊富だからだ。

そして大豆たんぱく質のメチオニンによるアルコール分解力にも期待できる。

枝豆は酒のおつまみの中でも、優秀食材だったのである。

■管理栄養士に聞く「防衛食材」の選び方

防衛食材02

そんなお酒の席で食べておきたい、不調から守ってくれる食材たち。

果たして、どのような食べ方や選び方が効果的なのだろうか? 

飲み会などの席でのおつまみ選びのコツや食べる順番などを、管理栄養士の浅野まみこさんに教えていただいた。

◎最初に選ぶべきおつまみは?

「お酒の席での最初のおつまみとしては、“トマトとモッツァレラを合わせたカプレーゼ”や“温野菜いっぱいのチーズフォンデュ”などを選択。

また、和風の居酒屋であれば、あえて“山芋のサラダ”や“もずく酢”、“海藻サラダ”や“爆弾(納豆と野菜、のりなどが混ざっているもの)”など、胃の粘膜を保護するおつまみを選びましょう。

野菜の食物繊維などもアルコールの吸収をゆるやかにする働きがあるので、サラダや和え物も必須です」

◎アルコールを分解・肝臓サポートするためのたんぱく質の選び方

また、アルコールの分解を促し、肝臓をサポートするためのおつまみも選ぶと良いという。

つまり、先ほども紹介した、たんぱく質だ。

「たんぱく質はかたまりものを選ぶのが、低カロリーかつ良質なものを摂るコツです。

加工されている肉は、脂肪分や塩分を多く加えるため、高カロリーになり、たんぱく質の量も少なくなります。

よって、ひき肉を使った肉団子やつくねなどよりも、ヒレの炭火焼きや焼き鳥、もも肉やレバーなどかたまりのものを選びましょう。

魚は刺身がおすすめです。

肉には、たんぱく質や代謝に必要なビタミンB群が豊富に含まれます。

魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、加熱するよりも生のほうがしっかりと摂取できますよ」

1 2 3
男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます