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ズボラな人でも中性脂肪とコレステロールが下がる方法(2015.09.10)

中年になると健康診断で、中性脂肪が多い、悪玉コレステロールの数値が高いと指摘され、「脂質異常症」と判定されることも珍しくない。思いがけず、こう判定されて驚いた人も数知れず。

脂質異常症は放っておくと、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こす。将来を考えれば、判定を機に生活習慣を改め、健康な体を取り戻すべきだろうが、長年にわたって継続してきた生活習慣は、そう簡単に改めることができない。食事制限や運動に取り組んでも、長続きせず挫折してしまった……なんて経験をした人も多いだろう。

『スボラでも中性脂肪とコレステロールがみるみる下がる47の方法』(アスコム刊)は、ズボラな人でもすぐに実践できる改善策をまとめた一冊。著者は生活習慣病の治療と予防にかかわる専門医。これまでの経験から、生活習慣病の人はズボラな人が多いということから、すぐ実践でき、長続きする改善策を提示している。メソッドを手順通りに進める厳格なものではなく、緩い感じで取り組めるが、これは著者の狙いとしていたことで、まさにズボラな人を対象にしている。

■早食いをやめるだけで、簡単にダイエットできる

では、まず第1章を見ていこう。ここでは、食生活や食習慣を改善する方法をレクチャーしているが、目的としていることはウエイトコントロールだ。脂質異常症をはじめとする生活習慣病で悩む人の多くは太り気味だが、ズボラな人に食事制限やハードなダイエットなど続くはずがない。しかし著者は、誰にでも簡単にでき継続できる方法を提唱する。それは、早食いをやめること。その理由を、このように明かす。

「ウエイトコントロールの方法はいろいろありますが、私がいちばんおすすめするのは、早食いをやめること。ただ、それだけです。(中略)早食いは大食いのもと。早食いを直せば、おのずと大食いも改善されていくので、今の段階においてカロリーや栄養素などの知識もいらなければ、あえて食事の量を変える必要もありません」(同著・第1章17-18ページより)

ただ、どれだけのスピードで食べれば早食いになるかわからないと、改めるにしても心もとない。その点、本書では目安も提示している。目安は20分。脳の満腹中枢が「満腹になった」という信号を送り出し始めるのは、食事を始めてから20分後だということに由来する。

20分以上かけて食事をする方法として著者が推奨するのが、ひと口10回噛むこと。30回も噛む必要はない。まったくハードだと感じないはずである。また、第1章で印象に残ったのが食事日記。自分の食欲のスゴさを自覚するのに役立つという。

「本当は食べているのに、食べていたこと自体を忘れていたり、5個食べたのを『2個くらい』と記憶がすり替わっていたり。さまざまなパターンがありますが、『自分が忘れていただけで、どこかで何かを食べている』という事実は、みなさんに共通しています。現在の自分は、過去の自分が食べたもので作られているのですから、食事の内容に目を向けることは重要なのです」(同著・第1章33-34ページより)

食事日記は、著者のクリニックで脂質異常症をはじめ、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の治療にあたる際、必ず書いてもらっているという。日記に書く内容は、〈時刻〉〈献立〉〈量の目安〉〈どこで何をしながら〉〈どんな気分で〉〈空腹感(あり+なし?)〉の6項目。書く量が多い印象を受けるが、著者によれば、まずは平均的な過ごし方の平日と週末から3日間選び、書くことをすすめる。これなら、軽い気持ちで取り組め、ズボラな人も挫折することなくできるだろう。

スボラな人でも中性脂肪とコレステロールが下がる方法

 

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