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人間の腸内にはダイエットが期待できる〝やせ菌〟がいる?!(2020.05.20)

腸内細菌の中には「やせ菌」が存在。体質も腸内細菌で変わってくる

腸内フローラ短鎖脂肪酸

この数年で「腸活」「菌活」などのワードがポピュラーになったことに伴い、ダイエットや健康は腸内環境が非常に大きく関わっていることが広く知られるようになった。

栄養の消化吸収を行い、有害なものは排出する器官である腸には、およそ100~1000種、100兆個にも及ぶ腸内細菌が存在しているという。
この菌群は腸内フローラ(腸内細菌叢・ちょうないさいきんそう)と呼ばれていて、その菌の種類は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに大きく分類される。

悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことが「腸内環境を整える」ということになるだが、腸内細菌の中には「やせ菌」が存在し、やせやすいか・太りやすいかという体質も、腸内細菌によって変わってくるという。

ダイネット情報サイトのマイクロダイエットネットに関連リポートが掲載されているので概要を紹介したい。

腸内細菌は4つのグループに分かれる

腸内細菌は大きく分けると善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類だが、さらに「門」と呼ばれる分類階級によって大別される。人の腸内細菌のほとんどは、以下の4つの門に属しています。

(1)バクテロイデス門
(2)フィルミクテス門(ファーミキューテス門)
(3)プロテオバクテリア門
(4)アクチノバクテリア門

(4)のアクチノバクテリア門は善玉菌、(3)のプロテオバクテリア門は悪玉菌、(1)のバクテロイデス門と(2)のフィルミクテス門は日和見菌だ。

この4つの門の割合は年齢や肥満などの健康状態により異なるという研究結果が報告されているのだ。この中で「やせ菌」だと言われているのが、日和見菌であるバクテロイデス門。腸内フローラの研究で、やせ型の人からに多く検出されている。

やせ菌が生成する「短鎖脂肪酸」にダイエットの期待

やせ菌(バクテロイデス門)は、腸内で「短鎖脂肪酸」という物質を生成する。短鎖脂肪酸は、酢酸・酪酸・プロピオン酸などがあり、脂肪や糖質の吸収・蓄積を減らし、全身の代謝を活性化するため、生活習慣病や肥満対策には欠かせない物質だ。

短鎖脂肪酸の腸内での働きはほかに、腸内を弱酸性に保ち悪玉菌の活動を抑制、腸のぜん動蠕動(ぜんどう)運動 を促進して便通を良くする、殺菌・抗炎症作用、腸のバリア機能を高める、幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促進するなど、非常に多岐に渡っている。

バクテロイデス門は日和見菌なので、腸内の善玉菌が悪玉菌よりも優勢な状態であることにより、その力が発揮される。

やせ菌を増やすには?

やせ菌や善玉菌が好むのは、食物繊維やオリゴ糖を豊富に含む食品、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)、そして発酵食品だ。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、どちらも腸内環境を整えることには必要ではあるが、やせ菌は水溶性食物繊維やオリゴ糖、レジスタントスターチを消化する際に、短鎖脂肪酸を生成する。よって水溶性食物繊維・オリゴ糖・レジスタントスターチが含まれている食品を毎日食べることが重要となってくる。

水溶性食物繊維の含まれる食品は、キャベツ、アボカド、いも類、熟した果物、わかめなど海藻、納豆、オクラ、大麦、ライ麦など。

オリゴ糖は糖質の一種だが、糖として体に吸収されにくく、腸内で分解される際に短鎖脂肪酸が生成される。オリゴ糖は、大豆、玉ねぎ、ごぼう、アスパラガス、バナナなどに含まれている。

レジスタントスターチは、インゲン豆などの豆類、いも類、コーンフレーク、米、大麦などに多く含まれている。レジスタントスターチは加熱すると大幅に減ってしまうが、冷めると増える性質を持っている。そのため、温かいご飯ではほとんど期待できないものの、冷えたご飯であればより多くのレジスタントスターチを摂取することが期待できる。

腸内フローラ短鎖脂肪酸

関連情報
https://microdiet.net/

 

 

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