毎日の入浴が夏の熱中症対策につながる!?(2020.05.25)

バスクリン熱中症対策発汗機能

バスクリンは、入浴による継続的な温熱負荷(40℃15分間の全身浴を2週間継続)が、入浴時の血行を促進させ、発汗の開始時間を早めることを明らかにした。

同社では「これらの作用は、暑熱環境下における発汗機能による熱放散反応を促すこととなり、暑さに備えた身体づくりに効果的と考えられます」と説明している。先日、この件に関するリリースが発表されたので概要を紹介したい。

運動など汗をかく習慣のない人は暑さに身体が適応ができにくい

地球温暖化や都市部のヒートアイランド現象により、夏季における日本の最高気温は年々上昇し、熱中症対策が重要な課題となっている。

熱中症は、身体が暑い環境に慣れていない梅雨の合間や、梅雨明けの蒸し暑い時期に頻発すると言われている。普段汗をかく人は、季節や気温の変化にともなって、身体が暑さに慣れ、発汗量や皮膚血流量を増加することで急激な体温上昇を防いでいるが、汗をかくような運動などの習慣のない人は、暑さに対する身体の適応が間に合わず、熱中症リスクが高まってしまう。

そこで、身体を暑さに順応させるための早めの対策が必要になる。

そんな暑さに備えた身体づくりの代表的な方法としては、運動で汗をかくことが挙げられる。しかし、感染症予防の観点から屋外で運動をすることが難しい今、屋内で汗をかく手段を利用したいところ。

入浴が発汗機能や皮膚血流量等の熱放散反応にどのように影響するか検討

というわけで同社では「日常生活の中で手軽に汗をかくことができる入浴により汗をかき、暑さに対する身体の適応(暑熱順化)を身につければ熱中症対策につながると考えられます。本研究では、健常人男性を対象に40℃15分間のさら湯での2週間連浴が発汗機能や皮膚血流量等の熱放散反応にどのように影響するか検討しました」と述べている。

健常な男性に本研究の趣旨について十分な説明を行い、同意を得られた15名(42.2±11.2歳)を対象に試験が行われた。さら湯全身浴40℃15分間の入浴方法を2週間継続することで身体に熱負荷をかけ、試験前後の発汗機能、皮膚血流量、舌下温等の熱放散反応を検討した。入浴試験は2019年5月から7月に実施。

研究結果は、平均値±標準偏差で示し、統計処理にはIBM SPSS Statistics version 25を使用し、危険率5%未満を有意差ありと判定した。

夏の暑さに備えた身体づくりとして有用である可能性

この結果について同社は次のようにコメントしている。

「本研究により、継続的な入浴による温熱負荷は、暑熱環境下において皮膚血流量を増加し、発汗までの開始時間を早めることが明らかになりました。さらに、本学会の発表において、冬季に同様な試験を実施した際に、夏季と比較し発汗までの時間は延長したものの、試験前と比較し試験後の発汗開始時間の短縮および入浴中の発汗量の有意な増加を確認したことを報告しました。

季節を問わず、40℃15分間の継続的な温熱負荷は、発汗機能を高めると言えます。これらの作用は、日常的な入浴は身体を清潔にするだけでなく、暑熱環境下における身体の適応として、夏季の暑さに備えた身体づくりの手段として有用であることが示唆されました。

暑さに備えた身体づくりは、熱中症対策にもつながると考えられます」

関連情報
https://www.bathclin.co.jp/news/2020/0521_9872/

 

その他の情報はこちら!

 

男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます