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マスク熱中症に効果あり!?メントールの冷感で体温が下がるのか試してみた(2020.05.28)

マスク熱中症メントール

今夏、マスク熱中症をどう防ぐ?

日本全国で緊急事態宣言が解除されたが、マスク生活は当分続くだろう。換気のために窓を開けることが多くなり、エアコンの効きも弱まるので、マスクが蒸れて熱中症になりやすい夏かもしれない。

だからこそ、巷の冷え冷えグッズが注目されているのだ。その筆頭は涼感のあるメントール製品だといえるだろう。

塗ると冷たく感じるメントール(メンソールともいう)。メントールとは、ハッカ(=ミント)の類だとは分かっていても、その違いを説明できる人は少ない。

ハッカに含まれている成分のひとつがメントール。唐辛子のカプサイシンや、梅干しのクエン酸みたいなモノだ。

メントールそのものは、氷やアイスクリームのように冷たくはない。だが、皮膚をスースーさせる作用がある。それ自体が冷たいわけではないのに、なぜ冷たく感じるのか?

現在のところ、TRPA1という皮膚や粘膜の上にあるセンサーを刺激していることが何か関係あるのでは? といわれている。

しかし、このTRPA1はシナモンなどで刺激しても冷感はないので、正直なところ、まだそれ以上は解っていないらしい。

冷え冷えメントールグッズを試してみた

メントールのヒンヤリ感は、実際に体温を下げるわけではない、というのがサイエンスの常識。

でも、それってホント? と思い、筆者は以前、巷で人気の冷え冷えグッズで体温がどう変化するのか試してみたことがある。その温度変化について公開していこう。

より効果がわかるように、真夏に冬用スーツのジャケットを着込み、エアコンをつけない状態で体温を測ってみた。結果は36.7℃。蒸し暑いので、やはり体温も高かったようだ。

まず、シャツにスプレーするタイプのメントール配合製品を試してみた。これをジャケットの内側にシュッシュ、袖の内側にもシュッシュ。

そのジャケットを再度着込むとヒンヤ~リ気持ちいい♪ 体温を測ったら36.6℃。少し下がった。

次は、襟の内側に貼るシート。シール状なので、ジャケットやシャツの襟にピタッと密着。貼っているのがわからないので、使い勝手はイイ。

シートは、汗を吸収することで冷感作用を及ぼすようなので、この時は水に濡らして使用してみた。かなりの冷感で、すごく爽快!

が、体温は変わらず……。暑さ対策というより、暑さでボンヤリしがちな頭をシャキ! とさせるのに向いている。

シートタイプのメントール製品で体温が急降下!

超特大のアイスタオルにも挑戦。60×30cmの大判なので、体を洗うボディタオルみたいに、背中までゴシゴシ拭ける。この大きさなら、全身の汗や臭いを拭きとれるので便利だろう。

しかも、体温を測ったら、36.7℃から36.3℃まで一気にクールダウン!

念のため説明すると、複数のメントールグッズを立て続けに使ったわけではないので、お試し前の体温は、だいたい36.5℃~36.7℃で開始していた。だから、1品で0.4℃も下がったのは驚きだ。

最後はトニックタオル。先ほどのアイスタオルと同じシートタイプである。これで首や脇、上半身を拭きとってから検温開始。

すると、36.5℃から36.0℃まで急速に下がった。使用後も冷え冷えが続き、エアコンがなくても快適♪

なぜシートタイプのメントール製品がこんなにも体温を下げたのか? それは、シートタイプに含まれているローションが蒸発するときの気化熱ではないか、と考えられる。

メントール製品の中にも、実際に体温を下げるものもあるのだな~、と新発見であった。これだけ体温が下がれば、熱中症対策としてシートタイプのメントール製品はオススメできる。

しかし、メントールの感覚的な冷たさは、本来なら体温を下げるわけではないので、それだけに頼らないことも大切だ。意識してこまめに水分補給するなど、暑さ対策を万全にして、新しい生活様式での熱中症対策に挑んでいただきたい。

マスク熱中症メントール

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

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