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これからの時期は「巣ごもり明け熱中症」に要注意!(2020.05.31)

新型コロナウイルス感染拡大防止に基づく緊急事態宣言が首都圏などでも解除され、事態は新しい局面を迎えた。感染第2波到来を懸念する専門家の声もあるだけに、引き続き不要不急の外出自粛などを心がけていきたい。

さて、そんな〝巣ごもり生活〟では運動不足などの問題が指摘されているが、気温の上昇とともに注意が必要なのが自宅での熱中症だという。

日本小児学会専門医・認定産業医の野崎豊先生が監修したリポートが赤穂化成からリリースされたので概要を紹介していきたい。

「巣ごもり明け」はカラダが暑さに慣れていない?

熱中症不感蒸泄暑熱順化

熱中症とは、高温環境下で体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温調整機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のこと。例年日本では、約5万人が熱中症で救急搬送され、近年はさらに増加傾向にる。

そんな熱中症だが、、実は熱中症発生場所の約5割が「住居・屋内」。というのも人間は発汗以外にも皮膚及び呼気から水分を失っているため。これは不感蒸泄と呼ばれ、汗をかいていなくても水分補給は必要となるのだ。家の中では浴室やトイレ、2階以上の日当たりの良い場所など、熱や湿気がたまりやすい水回りが要注意のエリアとなる。

巣ごもり明けのタイミングで熱中症が多発か

例年、熱中症は梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月中旬から8月上旬に多発する傾向にある

ところが、今年は外出自粛やテレワーク・休校で体が暑さに慣れていないため、社会活動が再開された巣ごもり明けのタイミングで熱中症が多発すると予想されている。

熱中症は高温環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻することで起こりるため、上手に汗をかくために暑さへの慣れが必要となるからだ。

まずは「暑さに慣れる」ことから

暑い日が続くと、体が次第に暑さに慣れて(暑熱順化)暑さに強くなっていく。この慣れは発汗量や皮膚血流量の増加、汗に含まれる塩分濃度の低下、血液量の増加、心拍数の減少などとして現れる。

暑熱順化は、「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で 毎日30分程度の運動(ウォーキングなど)を継続することが可能。実験的には、運動開始数日後から起こり、2週間程度で完成するといわれている。そのため、日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけて暑熱順化していれば、夏の暑さにも対抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなることが期待できる。

この他にも入浴(40~41℃で10分程度)、冷房の温度設定を高めにする、20℃以上の室内で衣服を調整して暑さに慣らす方法でも暑さに慣れていく。

熱中症不感蒸泄暑熱順化

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