気取り過ぎずに使える、クリスマスにオススメのメンズジャケットをまとめてみた。(2015.12.25)
「クリスマスに向けておしゃれなジャケットが欲しい」との〈Post〉からまとめたこちらの記事。たしかに普段は全身カジュアルで、ジャケットを着ないような人でも、その日だけは少し気張ってドレス感のあるモノを身に付けたいものです。それもレストランでディナーを予約してるなら尚更のこと。
そんなドレッシーにしなければいけない年に一回のイベントに向け、今回は普段カジュアルなスタイルの人でも違和感なく着用できる気取り過ぎないジャケットをまとめてみました。クリスマス間近ですが、お困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
肌触りが良くデザイナーの遊び心が効いたジャケット
まずはEight Hundred Shipsから、「STILL BY HAND」の風合いが印象的なジャケット。素材には同ブランドがオリジナルで作成した、肌触りが良く丈夫なモールスキンを使用。ジャケットながらストレッチ性もあり快適な着心地を実現してくれます。ステッチレスでシンプルなデザインですが、随所にはデザイナーの遊び心の効いたディテールが散りばめられており、秋冬のジャケットスタイルを小粋に演出。気取り過ぎないのが◎。
元は作業着とは思えないドレス感漂うジャケット
Shabby&Industrialからは、N.Yでデザイン・企画を行い、縫製・加工は全て日本で行うアメリカのブランド「chimala」のコーデュロイジャケット。こちらは昔のヨーロッパのワークジャケットをイメージしており、作業し易いように着丈を短めに設定してあります。注文者への敬いで作られることが多いヨーロッパならではの文化から、もとは作業着でありながらもドレスの要素が詰まった一枚です。低めに付けられた胸ポケットのクラシカルなテイストも見逃せません。
陶器職人が着ていたものを現代風にアップデートしたジャケット
お次はSEEK & FINDから、「A VONTADE」の現代では珍しいデザインのジャケット。こちらは1920年代の陶器職人が着ていたジャケットをベースに作られており、スタンドカラーとしてはもちろん、好きな位置でラペルを折り返して着用できます。表地はウール/コットンのサージを使用。裏地には表地との縮率の違いを出し、空気を含んだような風合いを出しています。その他にも、水牛ボタン、本革の力ボタン、本切羽の仕様など、細部までこだわって作られたジャケットはクリスマスにも最適。
ビーチクロスの重厚さをインディゴで良い加減にしたジャケット
J.S.Homestand 堀江店からは、アメリカンカジュアル・ヴィンテージウェアを熟知しながらも時流を取り入れたアイテムを展開する「J.S.Homestand」のビーチクロスジャケット。通称“ごま塩”が特徴の重厚感があるビーチクロスジャケットですが、こちらは表面織り糸にインディゴ糸を撚り合わせた別注素材で軽めの印象に。片玉縁ポケットや杉綾テープによるパイピング、縫い代始末など、こだわりがあるからこそ光る丁寧さが魅力的な一枚です。
