「父の日」ギフトをストレスオフの方法から考えてみた(2020.06.09)
メディプラス研究所が運営する「オフラボ(ストレ スオフオフラボ)」では、ココロの体力低下をしている日本人の心の状態を見える化し、脳科学者などの専 門家や他社企業と共同でストレスと心身や肌を調査・研究を行っている。
今回のリポートでは、まもなく「父の日」ということで、低ストレス男性のリラックス方法からピックアップしたおすすめギフトを紹介している。その中から40代をチェックしてみたい。
低ストレスな40代男性のリラックス方法第1位は「笑う」
低ストレス男性のリラックス方法にみるおすすめ父の日ギフト【40代篇】
全国7万人の男性(20~69歳)におこなった「ココロの体力測定2019」の結果から、厚生労働省ストレ スチェック基準の高ストレス者(77点以上)と低ストレス者(39点以下)を抽出。リラックス方法の実施 割合を比較し、 低ストレス者がより行っているものから、おうち時間にも楽しめる父の日ギフトをピックアップした。
働き盛りの40代男性のリラックス方法を見ると、第1位は「笑う」(6.3倍)。コメディ映画やお笑いライブのDVDなどをプレゼントして、一緒に盛り上がるのも楽しそう。
実は40代低ストレス女性も「笑 い」が第1位。40代のリラックス方法、「笑う」はどうやら鉄板技のようだが、40代女性のその他に「同 性の友人と食事」がランクインしていたのと対照的に、男性は「異性の友人と外出」(6.3倍)、「異性の友人と食事」(5.4倍)がランクイン。
この2項目は、ほかのどの年代でもトップ10にはランクインしておらず、低ストレスな40代男性特有のリラックス方法と言えそうだ。
「【完全版】30代・60代パパにおすすめのストレスオフな父の日ギフトは?」はこちらから。
https://mediplus-lab.jp/contents/detail/8817/
「感謝を伝えている」意識の高い男女は低ストレス傾向に
さて、父の日は日頃の「ありがとう」を伝える日だが、特別な日に限らず気持ちを伝えることは大切にしたいもの。そんな心がけは、ストレスレベルに影響するのだろうか?
厚生労働省ストレスチェックを 基準にした高ストレス者(77点以上)と低ストレス者(39点以下)で比較したところ、「感謝を伝えてい ない」人と比較し、男女とも「感謝を伝えている」人の高ストレス者割合は少なく、低ストレス者割合が多 い結果に。特に女性で割合の差が開いた。
< 男女・ストレスレベル別 「感謝を伝えている・いない」割合>
「感謝を伝えている」全国ランキングでは、九州勢が上位
< 男女別 「感謝を伝えている」都道府県ランキングTOP3>
最後に、「感謝を伝えている」男女の多い都道府県ランキングTOP3を紹介したい。
男女ともに第3位までに入っているのは佐賀県。また、男性の第1位に大分県、女性の4位に熊本県、5位に 大分県、6位鹿児島県と、九州の県が上位に並んでいる。
女性の第2位の東京都は男性でも6位にランクインしており、人口が多く人間関係が複雑になりがちな都会では、円滑なコミュニケーションのために「ありがとう」を心がけている人が多いのかもしれない。
「【完全版】『感謝を伝えている』全国ランキング」はこちらから。
https://mediplus-lab.jp/contents/detail/8817/
【調査概要】 「ココロの体力測定2019」
方法|インターネット調査 期間|SCR調査 2019年3月6日~3月18日
(SCR調査)
対象|全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目|15問 分析データについて|厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化 集計データについて|集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
(本調査) 期間|2019年5月7日~10日 サンプル数|1800人
今回抽出対象者|
(SCR調査)
男性 感謝を実践している:25771人 感謝を実践していない:44240人 女性 感謝を実践している:36678人 感謝を実践していない:33221人
