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今や国内成人の8割が感染する歯周病はカレーで予防する?!(2020.07.12)

歯周病ウコンクルクミン泉井秀介

日本において成人の8割が感染している歯周病

全世界で最も蔓延している病気であり、日本においては成人の8割が感染していると言われ、口の中だけでなく、糖尿病や認知症など、さまざまな病気を悪化させる感染症。それが歯周病だ。

そんな歯周病に対して、インド原産でカレー粉の主要原料としても有名なウコンの成分、クルクミンが予防に効果的であることが明らかになっている。

そこで歯学博士でありながら、「スパイス研究家」「カレー研究家」としても知られる泉井秀介先生が、クルクミンと歯周病について解説したリポートがサラヤから届いたので、その概要を紹介していきたい。

カレー好きと知った指導医の勧めでスパイス研究に着手

歯科医師になる前はカレー研究家としてユニークな活動をされていたとお聞きしましたが、活動するようになったきっかけを教えてください。

泉井 カレー研究家としての活動をする一方で、20 代の後半に一念発起して大阪大学歯学部の再受験に臨みました。運よく合格して大学では歯学部生とカレー研究家の二足の草鞋を履くことに(笑)。大学内ではカレーの活動に関しては公言していなかったのですが、偶然当時の指導医の先生が僕が出演していたテレビを見ていて、「そんなにカレーが好きなら試しにスパイスの研究をしてみたら?」とアドバイスをくれたのです。

例えばカレーに含まれるスパイスであるターメリックには古くから抗菌作用があるといわれてきました。それであれば歯に関しても何か良い効果があるのでは?と虫歯菌とターメリックの関係について調べはじめたことがスパイス研究のスタートです。

ウコンの成分、クルクミンが歯周病予防に効果的

歯周病ウコンクルクミン泉井秀介
クルクミン

泉井 大学卒業後は、大阪大学の大学院に進学して興味があった予防歯科について学び始めました。そこで以前から関心があったターメリックの主成分である「クルクミン」と歯周病の関係について研究を開始したのです。研究の結果、クルクミンが歯周病の主な原因菌であるPg 菌の増殖や、バイオフィルム(歯垢)形成を抑えるはたらきを持っていることがわかったのです。

そもそも歯周病についてきちんとご存知ない方も多いと思いますが、具体的にどんなことが起こるのか教えてください。

泉井 日本で歯を失う原因の第1 位は歯周病です。残っている歯が多いほど長生きで、介護状態になりにくいといわれていますので、歯周病予防というのは歯の健康だけではなく、からだ全体の健康につながるとても重要なことです。歯周病になる原因の多くは、歯と歯ぐきの境目がきれいに掃除できていないことです。

その境目の溝にたくさんの細菌が停滞して歯ぐきが腫れ、さらにひどくなると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなって、やがて歯を支える土台の骨が溶け、最後は歯が抜け落ちる…という流れで進行していきます。

自身が歯周病になる可能性があるのか、またはもう進行してしまっているのか、状態を知ることが重要ですので、まずは歯科検診を受けてみましょう。

家庭でのケアと歯科医院でのプロフェッショナルなケアが大切

歯周病予防のポイントについても教えてください。

泉井 日々の家庭でのオーラルケアと歯科医院でのプロフェッショナルなケアがとても大切です。ご家庭では歯ブラシはもちろん、歯間ブラシを使って歯と歯の境目もきちんと掃除するように心がけましょう。また、歯周病予防に有効な成分が含まれているハミガキペーストを使うことも大切です。僕が研究していたクルクミンを含む製品がおすすめです。

カレーはおいしいですが、クルクミンをそのまま食べても歯周病予防にはつながらないので、注意してください!(笑) 有効成分をきちんと浸透させることが重要ですので、商品を探すときにはチェックしてくださいね。

泉井秀介先生
いずい歯科クリニック 代表・院長。大阪大学歯学部卒業。大阪大学大学院博士課程を修了(歯学博士)。大学院での研究テーマは、カレーに含まれるスパイス成分「クルクミン」の歯周病予防素材への応用について。カレー王子として様々なメディアでも活躍中。

関連情報
https://family.saraya.com/products/curculin/

 

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