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スタミナ料理や旬の夏野菜による夏バテ対策はNGだった?!(2020.07.13)

夏バテ交感神経

気象庁の長期予報からも猛暑が予想されている今年の夏。熱中症やマスク着用による暑熱&ムレ対策とともに、気をつけたいのがこの時期特有の体調不良、いわゆる夏バテだろう。

その予防・回復には諸説があるが、中には逆効果となりかねないものもあるという。そこで健康情報サイトのウェルラボに統合医療医で東京有明医療大学 教授の川嶋朗先生監修による解説リポートが公開されているので、改めて概要を紹介しておきたい。

室内と屋外の温度差が体を疲れさせる?

エアコンが普及した今日では、夏の室内外の温度差が大きくなっている。ウーマンウェルネス研究会の調査によれば、最高気温が35度以上の猛暑日の室内の設定温度を聞いたところ、どの年代の女性も「外気温との温度差は平均約10度」だったという。

人間の体では交感神経が体温を一定に保つために大きな役割を担っている。温度差が激しい環境下では、室内と屋外の出入りを繰り返すたびに交感神経がフル稼働。そのたびに相当量のエネルギーが消耗されるため、室温と外気温の温度差が激しいほど、夏バテは起こりやすくなってしまうのだ。

こんな夏バテ対策は要注意!

・水分不足にならないために、冷たい水で水分補給
水分補給は大切だが、冷たい飲みものばかり大量に飲むと内臓冷えの原因になってしまう。

・たくさん食べて元気回復
食欲がないのに食べるのはNG。疲れているとき、スタミナ料理などを食べ過ぎると、胃腸の消化機能がうまく追いつかず、胃腸に負担をかけてしまい逆効果となる。

・旬の野菜や甘いものを積極的に食べる
トマトやきゅうりなどの夏野菜や甘いものは身体を冷やし、体温を下げるため、食べ過ぎには注意が必要だ。

・サウナや岩盤浴で大量に汗をかく
汗をかくことは体温を調整するための大事な機能だが、夏バテ中に大量の汗をかくと、エネルギーを消費してさらに疲労が増す場合も考えられる。

・冷房には頼らない
疲れている人や体調が悪い人が冷房を使わないと、熱中症になってしまう危険がある。適正な温度でエアコンを使用したい。

正しい夏バテ対策

朝起きたらコップ1杯の白湯を飲む。日中の水分補給は身体を冷やさないよう、常温または温かい飲み物をとりたい。

・疲れているときは、食欲が自然に湧いてくるまで無理に食べない。

・夏野菜は、温めて食べることで身体の冷えを防ぐことができる。食事に1品温かいメニューを追加してもいいだろう。

・サウナや岩盤浴のあとには、しっかり休息をとることが大切。また、炭酸入浴は疲労回復効果が高く、ぬるめのお湯(38度)でも血流が促進され、全身の血液循環が高まるので、夏でも身体がほてることなく入浴できる。

・熱中症防止のためにも、上手に冷房を取り入れたい。ただし、温度は外の気温に合わせて調整することが大切。外気と室内の温度差で身体に負担がかかることもあるため、冷房は28度に設定しておく。

夏バテ交感神経

関連情報
https://www.well-lab.jp/

 

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