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スポーツ後の筋肉痛が2~3日してから出るようになった。これって老化のサイン!?(2020.09.27)

筋肉痛乳酸基礎代謝

筋肉痛の遅れが加齢の目安!?

スポーツの秋到来! withコロナでの新しい生活様式にも慣れてきたようで、感染予防をしつつ、スポーツを楽しむ人が増えている。

そして、久々に体を動かすと、決まって起こるのが筋肉痛。

学生時代、「歳をとると、運動後の筋肉痛が2~3日後に出るんだよ」と、大人たちから散々吹聴された経験があるはず。それが老化のサインなのか、と誰もが感じただろう。

30代に突入すると、久しぶりにハードな運動をしても、翌日、筋肉痛が起こらないことがある。それでホッとしたのもつかの間、2~3日後に遅れて筋肉痛に!

ついに自分も老化したのか……と、落胆する人が多いようだ。

加齢により筋肉痛が遅れるのはなぜなのか? 筆者がアンチエイジング専門医に解説してもらった内容を、読者諸兄と共有していきたい。

ハードな運動では体内に乳酸という廃棄物が出る

アンチエイジング専門医「私たちは、歩く、パソコンを利用する、軽く掃除する等の生活活動では、酸素を利用してエネルギーを産生しています。

このエネルギーは、産生するまで時間はかかりますが、廃棄物を出さないので筋肉痛を起しません。

一方、ややキツめの運動で筋肉を伸縮させるには、短時間でたくさんのエネルギーを必要とします。

手っ取り早く産生するため、酸素を使わず、体内のグリコーゲンからブドウ糖をつくり、そのブドウ糖を利用した解糖系という代謝経路からエネルギーを産生。

その際、廃棄物として乳酸がたくさん出てしまうのです」

筋肉痛のメカニズムは未だ解明されていない!?

じつは、運動後に筋肉が痛くなるメカニズムは、まだハッキリと解明されていないという。

アンチエイジング専門医「諸説ありますが、運動刺激で筋線維が切れ、その炎症で痛みが出ると考えられています。

さらに、筋肉周囲に溜まった乳酸が、周囲の環境を酸性に傾け(通常、体内は弱アルカリ性)、知覚神経を刺激。

そのため、しびれやだるさを感じるのではないか、という説もあります。

運動後は、筋肉が張ったり(腫脹=しゅちょう)、周囲が熱を持ったり(熱感)、赤みが出たり(発赤)、筋肉痛が出て(疼痛=とうつう)、動きが遅くなる(機能障害)という炎症反応のプロセスが発症します。

さらに、加齢に伴う新陳代謝の遅延で、筋肉の修復が遅れるため、2~3日後に筋肉痛が出てくるのではないか、と考えられています」

筋肉痛がイヤで運動を避けると、基礎代謝が低下する

アンチエイジング専門医「筋肉痛は自然に治っていきます。ただ、加齢で新陳代謝が遅くなっている場合、痛みやだるさが長引くことも。1週間くらい続く人もいるそうです。

筋肉痛や筋肉疲労によるだるさで、日常生活に支障が出ると、ハードな運動を避けようとしがち。

しかし、若い方でも1か月寝たきり状態になると、歩行困難になるほど筋力は低下します。

加齢により年々筋力が低下するうえ、さらに運動をしなくなると基礎代謝が低下。筋肉量が減ると基礎代謝も低下するので、太りやすくなってしまうのです」

ビタミンB群で筋肉痛を早く緩和しよう

アンチエイジング専門医「筋肉に溜まった乳酸を素早く分解するには、ビタミンB1、B2、B6を摂るといいでしょう。

B1を多く含む食品は、豚ヒレ肉、生ハム、焼豚、たらこ、青のりなど。

B2は豚レバー、牛レバー、焼のり、干しシイタケなど。

B6はニンニク、マグロ、カツオ、ピスタチオ等に多く含まれています。

また、運動で筋肉の神経線維もダメージを受けるので、その再生を促すのがビタミンB12。多く含む食品は、シジミ、赤貝、すじこ、味付けのり等です。

これらのビタミンB群を含んだサプリメントや医薬品を摂ると、総合的に筋肉痛やだるさを緩和できるでしょう」

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