自動車所有者の4割以上がドラレコを使用。理由は「事故やトラブルのニュースを見て」(2020.10.10)
インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社マイボイスコムは、2回目となる『ドライブレコーダー』に関するインターネット調査を2020年9月1日~5日に実施。10,031件に及ぶ回答結果をデータ分析と併せて公開した。
42.3%が走行状況や駐車時の映像・音声の記録機器としてドラレコを使用
所有している自動車の走行状況や駐車時の映像・音声を記録している機器は(複数回答)、「ドライブレコーダー」が自動車所有者の42.3%となっている。2017年調査と比べて、大きく増加していた。
利用しているドライブレコーダーのタイプ
利用しているドライブレコーダーのタイプは(複数回答)、「ドライブレコーダー単体」が利用者の79.7%、「カーナビ内蔵型・一体型」「カーナビオプション品・連動型」が8~9%となっている。
ドライブレコーダーをつけたきっかけ・理由
ドライブレコーダー利用者につけたきっかけ・理由を聞いたところ(複数回答)、「自動車事故やトラブルのニュースや記事などを見て」「事故やトラブル時の証明・記録」が利用者の5~6割、「あおり運転・走行妨害対策」が30.8%。
「自動車事故やトラブルのニュースや記事などを見て」「あおり運転・走行妨害対策」は、2017年調査より増加していた。
ドライブレコーダーをつけたことで役に立った・効果があったこと
ドライブレコーダーをつけたことで役に立った・効果があったという人は、利用者の3割強。その内容は(複数回答)、「安全運転意識を高める効果があった」が17.9%、「事故やトラブル時の証明・記録として役に立った」が7.1%という結果に。
ドライブレコーダーの利用意向
ドライブレコーダーの利用意向者は、自動車所有者の8割。2017年調査より増加していた。ドライブレコーダー利用者では9割強となっている。
ドライブレコーダー購入時の重視点
ドライブレコーダー利用意向者が購入時に重視する点は(複数回答)、「価格が手頃」が63.6%、「操作が簡単」が53.0%、「取付けやすさ」「カメラの画素数、解像度」「撮影できる範囲の広さ、広視野角」が各30%台という結果に。
回答者のコメント
ドライブレコーダーを利用したい理由、利用したくない理由(全5,181件)
『利用したい』
・事故が起きた時の証拠になる。相手方の保険会社の言い分に対抗するため。(男性56歳)
煽られそうになった時、録画中のシールがあったせいか後方の車のスピードが落ちたことがあったから。(女性29歳)
・駐車時の防犯対策になるし、ドライブの記録映像が残せる。(男性61歳)
『利用したくない』
・必要性を感じていない。自分でおかしな運転をしている人がレコーダーを盾にして他人を攻撃しようとしていると感じるので、そういう風に見られたくない。(男性53歳)
・煩わしいので、余計なものはつけたくない。運転ができて、目的地へ行ければそれでいいので。(女性76歳)
・自由なドライブタイムが奪われてしまう気がする。(女性42歳)
『どちらともいえない』
・あおり運転等もあるので、記録したほうが良いとは思うが、機器が高くなかなか使えないから。(女性26歳)
・いざという時は役に立つけれど、日常車を利用するにはなくてもいいもの。(女性49歳)
調査概要
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2020年09月01日~09月05日
回答者数:10,031名
調査機関:マイボイスコム株式会社
関連情報
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26605
