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かゆみを伴わない水虫もある!放っておくと〝◯◯◯〟になることも!?(2020.11.22)

水虫白癬菌爪白癬

水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)はカビの一種で、足の指の間の皮膚だけでなく、爪にも入り込む。

足の水虫は必ずかゆみあると思われているが、かゆみを伴わない水虫もあり。それで放置しがちだという。

さらに、水虫を治療しないでおくと、体にまで白癬菌が浸食してしまうので、注意が必要だ。

そこで、水虫について筆者が皮膚科医に教わった内容を公開することにしよう。

足の水虫は4タイプあり。中にはかゆみを伴わないものも

皮膚科医「白癬菌は、風呂場の足ふきマットやスリッパなどを介して、他の人や家族にも感染します。温泉やスポーツジムなど、不特定多数の人が素足になる場所で感染しやすいので、季節を問わず通年での感染防止対策が求められます。

足白癬(足の水虫)は、趾間型(しかんがた)、小水疱型(しょうすいほうがた)、角質増殖型、爪白癬(つめはくせん)の4つに分類されます。

【趾間型】(ジクジク水虫)

指の股の皮膚がカサカサとむけてきたり、赤くなったり、ひび割れを生じたりしてくるタイプです。患部からリンパ液がしみ出てきてジクジクとした状態に。かゆみが強いのが特徴です。

このタイプは、二次的な細菌感染や、塗り薬によるかぶれを生じやすい傾向にあります。夏になると症状が現れ、冬には一見治ったかのような状態になりますが、治っているわけではありません。

【小水疱型】(ボツボツ水虫)

足の裏や側面に、たくさんの小さな水ぶくれができて、かゆみを伴います。水疱が破れてカサカサと皮がむけた状態も見られます。

このタイプも、夏になると症状が現れ、冬には症状が治まる傾向にあります。

【角質増殖型】(カサカサ水虫)

足裏全体の皮膚が分厚くなって、踵(かかと)の部分ではひび割れが生じることも。夏場より、空気が乾燥する冬の方が、ひび割れなどの症状が強く現れます。

通常、かゆみは伴いません。爪白癬(爪の水虫)を合併することが多いタイプです。

角層が分厚く肥厚しているため塗り薬の吸収が悪く、治療に時間がかかります。飲み薬で治療することも。

【爪白癬】(爪の水虫)

爪は、皮膚の角質が硬く分厚く変化したものです。足白癬を放置していると、白癬菌が爪にも感染し、爪白癬を生じます。

硬い爪の中までは塗り薬が十分に浸透しないので、水虫を塗り薬で治療しても、爪の中に白癬菌が残ってしまいます。塗り薬を止めると、また爪から皮膚に菌が出てきて、水虫の症状を繰り返します。

さらに、爪白癬からは常に白癬菌がまき散らされてしまうので、家庭内で水虫の感染源にもなりやすい。

そのようなことから、爪白癬になる前に水虫の治療を行うべき。爪白癬になってしまったら、飲み薬を用いた治療を行います」

水虫を放っておくと、どうなるのか?

皮膚科医「放置していると次々と白癬菌が出てきて、足の水虫を繰り返したり、体に『たむし』ができることもあります。

白癬菌は寄生する場所によって呼び名が変わります。足の皮膚に入り込めば『水虫』、胴体や四肢なら『たむし』、陰部なら『いんきんたむし』と呼ばれています」

予防のために普段の生活で気をつけるべきこととは?

皮膚科医「予防は清潔が第一です。白癬菌は、皮膚や爪に侵入し感染するまでに1日以上かかります。

ですから、どんなに疲れていても、帰宅したら毎日足を丁寧に洗いましょう。水虫の予防と、すでに水虫になってしまった人も、二次感染の予防になります。

温泉やスポーツジムの床や足ふきマットには、たくさんの白癬菌が付着しています。そのような場所で足ふきマットを使用したら、その後、もう一度自分のタオルで足をふくようにしましょう。

足を乾燥させるためにも、靴を長時間履き続けないように。可能であれば、オフィス内ではサンダル履きがオススメです。

家庭内での感染予防としては、湿気の多い浴室周辺をよく掃除すること。足ふきマットは水虫のある人とない人で分けて使い、使用後はよく乾燥させてください」

水虫白癬菌爪白癬

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

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