企業の健康経営を支える産業医に聞いた「職場の保健意識」(2020.11.28)

エムステージ産業医産業保健意識

「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護と仕事の両立」などの社会的へ変化に伴い、労働環境や業務内容に関する改革、いわゆる「働き方改革」が進められている。

そこで事業所向け産業保健サービスを提供するエムステージでは、産業医114名に企業の産業保健意識の変化や産業医業務のやりがいについてのアンケート調査を実施。その回答結果をグラフ化して公開した。

9割近くが『企業の産業保健への意識は高まっている』と回答

エムステージ産業医産業保健意識

働き方改革関連法の施行や、新型コロナウィルスの流行などの社会変化を受けて、企業の産業保健の意識は高まってきていると感じるか質問したところ、31%が「そう思う」、56%が「どちらかと言えば、そう思う」と回答。9割近くの産業医が、『企業の意識は高まってきている』と感じていることがわかった。

一方で「どちらかと言えば、そう思わない」11%、「そう思わない」2%と、1割の産業医は、企業の意識は高まっていないと回答している。

最近増えている企業からの相談事例は『感染症対策』

エムステージ産業医産業保健意識

最近増えていると感じる企業からの相談のTOP3は、1位「感染症対策」78.1%、2位は「メンタルヘルス・ストレス対策」65.8%、3位は「休復職関連」38.6%となった。

コロナ感染拡大による社会変化・就労環境変化にともなって生まれるさまざまな問題に対して、企業が専門家である産業医への期待を強めていることが分かる。

6割近くの産業医が「企業から求められる役割が変わってきている」

エムステージ産業医産業保健意識

働き方改革関連法案の施行で産業医の機能が強化されて以降、企業から求められている役割が変わってきていると感じるか質問したところ、19%が「そう思う」、40%が「どちらかと言えば、そう思う」と回答。

6割近くの産業医が、『求められる役割が変わってきている』と感じているようだ。一方で「どちらかと言えば、そう思わない」34%、「そう思わない」7%と、4割の産業医は、求められている役割の変化は感じないと回答した。

反対に、役割変化を感じていない産業医からは「産業医意見を免罪符のように取扱われ、事業者の主体性向上と逆行するような機会に時々遭遇する」、「敏感な企業は法令遵守、通達や指針にも従おうとする姿勢がみられるが、産業保健に対する意識の低い企業には産業医から言うようにしている」といった意見も。

1 2
男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます