耳裏の臭いを打ち消し、心地良い匂いへ転換する方法を試してみた(2020.12.25)
耳の裏が臭い!
筆者は30代も半ばを回る頃合いになって、その事実に気づいてしまった。これは一体何なんだ? 単に耳の裏を洗っていないからそうなっただけなのか、それともいわゆる「加齢臭」というやつなのか……。
後者は決して認めるわけにはいかない。筆者は心身共に20代の頃と同じように充実している。しかし、耳の裏が臭いのは揺るぎない事実。やはり、どうにか対処しなければならないだろう。
そこで今回は、不快な耳裏の臭いを退治する方法を考えてみた。
耳ウラシュッシュ×ブルガリのオードパルファムで不快臭を消去!
20代の頃の筆者は、メンズ美容品というものに殆ど興味を持たなかった。
だから耳裏の臭いを消すためだけの商品があるということを知らなかったし、ドラッグストアで見かけても気にも留めなかっただろう。
今回は『耳ウラシュッシュ』という商品を使ってみる。これを吹きつければ不快な臭いをすぐに除去できる……ということで有名なものらしい。
それはいいのだが、使い方はどうすればいいのか? 参考画像では、耳裏に向けて派手にプッシュしているのだが……これではいささかつけ過ぎのような気がしないでもない。
ということで、まずは指先に耳ウラシュッシュをつけ、それを耳裏に擦りつけるというやり方で塗布してみた。
その後、ティッシュペーパーで濡れた部分を拭い、オードパルファムで仕上げ。今回は『ブルガリ MAN ウッドエッセンス』を使った。
Amazonでは60mlでお値段6550円。貧乏人の筆者にとっては、これでも結構な買い物だ。
この瓶の噴射ノズルを耳裏に向け、豪快にシュッシュ……とはもちろんいかない。オードパルファムのつけ過ぎは余計な不快感を周囲にもたらしてしまう。ここは脱脂綿に一度塗布して、そこから耳裏回りにごく少量だけつける。
今度はオードパルファムの香りが……
耳裏の不快臭は、自分の指で擦りつけてそれを嗅いでみると確認することができる。汚い話になって申し訳ないが。
上記の方法を実施して、臭いは確かになくなった。代わりにブルガリのオードパルファムの心地良い香りがするようになって一件落着……と書きたいが、今度はこのオードパルファムがいつまでも残ってしまいがちということに気がついてしまった。
量にもよるはずだが、どうも不快臭よりオードパルファムの匂いのほうが厄介な気がする。このあたりに気をつけなければ、昨日つけたオードパルファムが次の日にも残っている……ということもある。
要するに、1日の終わりに耳裏を洗ってリセットしてやらなければならないということだ。
洗体も洗髪も洗顔も毎日しているのに、少し気を抜くと耳裏の存在を忘れてしまう。
そもそも、耳裏の不快臭はこのあたりも大きな要因なのでは……と考えてしまう。いずれにせよ、この部位は毎日のケアを施してやる必要がある。
「適量塗布」と「マメなケア」を念頭に!
加齢臭を消し、オードパルファムで香りをつける。これ自体は身だしなみの基本である。
が、今回の検証で加齢臭の抑止以上に、オードパルファムの調整とその後のリセットが重要だということが分かった。過ぎたるは及ばざるが如し。
周囲の人から「臭い!」と言われないためには、常に適量塗布とマメなケアを心掛けなければならない。
取材・文/澤田真一
