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唐揚げで疲労回復!?なぜ徳島県のブランド地鶏は脳とカラダを元気にしてくれるのか(2020.12.26)

コロナ禍で表面化したIT社会の新しい疲労

イミダゾールペプチド阿波尾鶏

コロナ禍では、以前にも増して疲労を感じている人が多い。その原因は急激なIT社会へのシフトにあるだろう。

コロナ禍でリモート勤務が日常化した人、おうち時間が増えてゲームに没頭した人、リモートでの授業やテストが増えた学生等々、ITの影響は強まっている。

稲毛病院・健康支援科部長の佐藤務先生は、こう指摘する。

「コロナ禍では身体活動は減少したので、肉体的疲労はあまり感じないかもしれません。しかし、感染の不安、仕事や学業の不安など精神的ストレスは増加。

さらにリモートなどのIT疲労が重なり、脳疲労の蓄積は例年より増しています。脳の疲労は“やる気”が“疲労感”をカバーしてしまうので、隠れ疲労となりやすく、気づくのが遅れがち。

“飽きた”と感じたら、脳も身体も疲れている証拠。早めのケアが大切です」

さらに、佐藤先生が提唱する疲労回復ケアについての詳細を伝えていこう。

渡り鳥や回遊魚が多く持つ『疲れ知らず』成分

佐藤先生「身体と脳、その両方の疲労回復のカギは、抗酸化物質が含まれた食品を積極的に摂ることです。

抗酸化物質は世の中に溢れていますが、心身両方の疲労ケアに優れたパワーがある成分でなくてはなりません。その代表的なものが『イミダゾールペプチド』です。

渡り鳥や回遊魚などが、何万キロを休まず移動するために酷使する羽の付け根や、マグロやカツオなどの尾びれ部分に多く存在します。

これは人間の脳や筋肉にも含まれる成分ですが、加齢とともに減少。脳の疲労が蓄積した現代人は、食品から摂る必要があります」

イミダゾールペプチドが一般的な鶏肉の2倍もある地鶏とは?

イミダゾールペプチドは、食品でいうと鶏むね肉に豊富に含まれている。

その中でも、徳島県が開発したブランド地鶏『阿波尾鶏』(貞光食糧工業株式会社)は、一般的なブロイラーに比べてイミダゾールペプチドが2倍多く含まれていることがわかったという(阿波尾鶏は地鶏の生産量日本一、JASの認定は第1号)。

イミダゾールペプチドには『アンセリン』と『カルノシン』がある。その両方ともブロイラーに比べて多く含まれ、合わせた量はもも肉で1.3倍、むね肉においては2倍にも及ぶ。

イミダゾールペプチド含有量グラフ(ブロイラーとの比較)

佐藤先生「イミダゾールペプチドは、脳と筋肉両方の疲労回復力を高めることがわかっており、2~4週間以上、200~400mgを毎日継続して摂取することで、効果が期待できます。

心身ともに疲労回復をサポートする阿波尾鶏は、量を多く摂らなくても豊富なイミダゾールを摂取できるので効率的だといえますね」

佐藤 務 先生

佐藤先生 お写真

稲毛病院整形外科・リハビリテーション科/健康支援科部長。1997年、臨床の現場にサプリメントの摂り方を指導するビタミン外来を新設。2000年には全国初の健康支援科を創設し、8つの健康支援外来を新設。昭和大学医学部統合医学科講師に就任し、医学生にサプリメントや栄養の講義を開始。専門は整形外科・リハビリテーション科だが、予防を含めた総合医療を提唱。

地鶏の中でも『熟成 阿波尾鶏』は疲労回復成分が多い

イミダゾールペプチド含有量グラフ(地鶏との比較)

地鶏といえば、比内鶏、名古屋コーチン、薩摩地鶏が日本の三大地鶏として知られている。

生産量日本一の地鶏である『熟成 阿波尾鶏』は、他のブランド地鶏に比べると、イミダゾールペプチドの量が圧倒的に多いことがわかったという。

保水性が高く、柔らかジューシー

一般的な鶏むね肉は、鶏肉を製品化するまでに筋肉繊維から水分が抜けて、パサパサした食感になりがち。

しかし、特別な熟成処理(特許第3742023号取得)を行っている『熟成 阿波尾鶏』は、筋肉繊維の間にしっかりと水分が保持され、調理してもみずみずしい弾力がある。

固さの比較グラフ

保水性の比較グラフ

地鶏パワーを美味しくいただくレシピを紹介

【究極の唐揚げ】

22唐揚げ

●材料(2人分)

熟成 阿波尾鶏 もも肉 120g
熟成 阿波尾鶏 むね肉 120g
濃口醤油       40cc
片栗粉        40g

●作り方

1. もも肉、むね肉は4等分に切り分ける
2. 切ったもも肉、むね肉をそれぞれのボウルに入れ、濃口醤油20ccを加えて混ぜ合わせる。30秒おいてキッチンペーパーに取り出し、余分な水分をふき取る
3. 片栗粉をつけて170℃の油で揚げ、小さめの泡が出てきたら、ペーパーを敷いた皿の上に一度取り出し、3分程度休ませる
4. 油の温度を190℃まで上げ、3の肉を15秒程度二度揚げする。キツネ色にカリッと揚がれば完成

【炊飯器で作る簡単カオマンガイ】

22カオマンガイ

●材料(2人分)

熟成 阿波尾鶏 もも肉 1枚

〈もも肉 下味〉

料理酒  大さじ1
塩    少々
コショウ 少々

〈ソース〉

味噌       小さじ1
豆板醤      小さじ1
ハチミツ     大さじ1
ナンプラー    大さじ2
酢        大さじ1
生姜みじん切り  小さじ1
長ネギみじん切り 大さじ3

〈ジャスミンライス〉

ジャスミン米 1合
生姜厚切り  2枚
レモングラス 2セット
ライムリーフ 2枚
八角     1個
ニンンク   1片
塩      小さじ2分の1
水      200ml

●作り方

1.もも肉に塩、コショウ、料理酒で下味をつけ、10分程度置く
2.ジャスミン米を数回水洗いする
3.炊飯器にジャスミン米、生姜、ニンニク、レモングラス、八角、塩水を入れ、最後にした味をつけたもも肉をのせ、早焚きモードで焚く
4.味噌、豆板醤、ハチミツ、酢を合わせ、生姜のみじん切りと、長ねぎのみじん切りを加えてソースを作る
5.焚き上がったジャスミン米を器に盛り、食べやすい大きさにカットした阿波尾鶏をのせ、パクチー、好みの野菜(トマト、キュウリ、レタス等)を添えて完成

関連情報
https://www.sadamitsu-shokuryo.jp/

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

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