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自粛期間中の体調不良は血糖値の乱高下が原因だった!?(2021.01.31)

おこもり不調血糖値インスリンレモン果汁

昨年末から続く新型コロナウイルス感染拡大を受け、政府は11の都府県に緊急事態宣言を発令。当初は2月7日までの予定だったが、都内感染者が引き続き1000人前後で推移しており、期間延長に関する報道も多い。

TV出演や講演などでも活躍する内科医の工藤孝文先生によれば、そんな長引く自粛生活の影響により、昨年から肩こり、頭痛、だるさなどの体調不調、またはイライラややる気がでないなどメンタル不調、いわゆる〝おこもり不調〟を訴える人が増えているという。

〝おこもり不調〟は食事の摂り方が影響している可能性

そんな〝おこもり不調〟に関する工藤先生監修のリポートが届いたので概要を紹介していきたい。

まず〝おこもり不調〟の理由について工藤先生は、実は体の異常でなく、食事の摂り方が影響している可能性が高いと指摘。

工藤先生 「ウイズ・コロナ時代は不安やストレスがつきものです。人はストレスや不安が強い状態に置かれると、体が緊急事態と認識して過食に走り、糖質過多になります。

その理由は、糖質を摂ると脳内麻薬といわれるエンドルフィン、幸せホルモンといわれるセロトニンの分泌が促進され、一時的にハッピーな気分になるからです。

つまりおこもり生活というストレス状態において、高カロリーのものを食べ過ぎてしまうのは、人間の食行動においてある意味、自然なことともいえるのです。

しかし、この糖質過多の食事が血糖値の急上昇を招きます。血糖値が上がると、血糖値をさげるホルモンインスリンが分泌され血糖値が下がります。

ただし血糖値は急激に上がると、その下がり方も急峻になります。すると、強い空腹感やイライラなどの不調が起こり、再び糖質を求め大量の摂取に至るという負のスパイラルに陥ってしまうのです」

血糖値の乱高下が招く健康リスクとは

工藤先生  上記のスパイラルを放置していると、メンタル不調や体調はどんどん悪化していきます。肥満状態からも抜け出せなくなるでしょう。

怖いのは、糖尿病などの生活習慣病へつながるリスクが高くなることです。血糖値を上昇させるホルモンは5つありますが、血糖値を下げるホルモンは1つだけです。

太古の昔、飢餓にさらされてきた人類は、血糖値を下げることよりも上げることが重要だったのです。飽食の現代では、血糖値を下げるホルモン、インスリンの働きが過剰になり、やがては分泌するすい臓が疲弊して糖尿病へ進行していきます」

レモン果汁が血糖値の上昇を抑制するという研究結果

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工藤先生 同志社大学生命医科学部 糖化ストレス研究センター(所在地:京都府京田辺市)八木雅之教授らの研究によると、米飯を食べる前にレモン果汁を摂ると、血糖値の上昇を抑えられることがわかりました。

つまり、糖質を摂る前にレモン果汁を摂り、血糖値の急上昇を抑えることが重要な対策といえます。

糖質を制限したり、低GI食品を利用したりすることも効果的ですが、ストレスや不安を抱えている場合は、リバウンドを起こし、逆に負のスパイラルを強めてしまうことがあります。

簡単でおいしいレモン果汁から始めて、血糖値の安定を目指したいですね。

工藤孝文(くどう たかふみ)先生
内科医。糖尿病内科医・東洋医学医。福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在は、自身のクリニック:みやま市工藤内科で診療を行いつつ、全国で血糖値と肥満の関連についてなど生活習慣病の講演会などを行っている。

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