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口の中が◯◯だとウイルスが付着しやすい!? 口腔ケアで免疫力がUPする仕組みを覚えておこう(2021.02.03)

口腔ケア粘膜免疫舌苔

現在、適切な口腔ケアにより新型コロナウイルスの感染を阻害するであろう、という医学的データが続々と報告されている。

新型コロナは未知のウイルスゆえ、まだ正確なエビデンス(科学的証拠)は得られていない。だが、口の中が汚れているとウイルスに感染しやすくなるのは確かなようだ。

そこで、日本歯科医師会が発表している口腔ケアと免疫力についての概要を紹介していこう。

口の中には粘膜免疫というシステムがある

口の中にいる常在細菌は、体を守る働きをするものもあれば、悪さをするものもある。細菌の塊であるプラーク(歯垢)は、歯磨きをしないと落とすことはできない。

これらの細菌を口腔ケアにより減らすことで、口の中の免疫が十分に働くことができるようになるのだ。

口腔の免疫は、IgA(※1)という抗体(※2)が働き、害を及ぼす微生物を排除する粘膜免疫というシステムで実行される。

※1)IgAと新型コロナウイルスの関係性について直接説明しているものではない
※2)抗体とは、侵入してきた病原体にくっついて、これを無力化するように働く免疫物質。タンパク質でできており、免疫グロブリンとも呼ばれる

【IgAが細菌やウイルスをブロックする仕組み】

1. 細菌やウイルスが口腔内に侵入
2. IgAが細菌やウイルスにくっつき、粘膜への付着を防ぐ
3. 唾液によって洗い流される

しかし、このIgAも口の中が汚れていたら、敵が多すぎて防衛が難しくなってしまうのだ。

そして、もう1つ大切なことは歯周病ケア。歯周病を放置し重症化してしまうと、歯周ポケットという深い溝ができてしまい、プラークのように細菌の温床となる。

歯周ポケット形成の原因となる歯周病原細菌は、さまざまな分解酵素を持ち、それを口腔内に撒き散らし、ウイルス感染を進めてしまうこともわかってきた。

舌ケアもウイルス感染を予防する

さらに、日本口腔保健協会の発表によると、舌ケアも感染症対策として有効だという。

舌ケアの目的は舌苔(ぜったい)の除去。舌苔とはプラークと同様に細菌の塊で、口臭の原因となるだけでなく、口腔全体への細菌の供給源になっている。

新型コロナウイルスは、ACE2という受容体を持つ細胞と結合し、感染するといわれている。このACE2 受容体は舌に多く存在しているので、キレイに保つことが重要なのだ。

【舌ケアは朝起きたときがオススメ】

1. 舌ブラシを水、または洗口液で湿らせる
2. 舌の奥から前へ優しく撫でるように5回動かす。1度流水で舌ブラシを洗い、もう1セット
3. 水or洗口液でしっかりゆすぐ

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