たんぱく質10gの豆腐バーに柚子胡椒風味が新登場!(2021.02.11)
タンパク質摂取が足りないと質の悪い細胞をたくさんつくってしまう
筆者は以前、栄養療法を行っているドクターから、タンパク質についてこのように教わった。
「タンパク質のいちばんの役割は、エネルギー源ではなく、体の組織をつくったり機能させたりすることにあります。
そして、体にあるタンパク質は常に入れ替わっていることを知っておいてください。継続して摂取していないと、必ず足りなくなってしまうので。
タンパク質が壊れ、新しいタンパク質がつくられることで、体は成り立っています。
ところが、タンパク質の摂取が少ないと、壊れるほうが多くなりますよね。しかし、だからといって、体は組織の細胞数を減らすわけにはいかない。
すると、質の悪いタンパク質をたくさんつくることになるのです。そうなると、20代であっても、肌にハリがなくなったり、髪が細くなったり、爪がもろくなったり。見た目だけではなく、当然、目に見えない内臓などの機能も低下するのです。
ですから、腎臓機能の低下していない健康体であれば、タンパク質は十分に摂取してください」
タンパク質を1日65g摂るのは結構大変……
では、1日にどれくらいのタンパク質を摂るべきか?
厚生労働省が発表している『日本人の食事摂取基準(2020年版)』によると、15歳~64歳
男性が1日に摂取すべきタンパク質の推奨量は65gである。
しかし、多くの人が、ここまで十分にタンパク質を摂れているだろうか? 豚ヒレ肉100gのタンパク質は22g、鶏むね肉100gのタンパク質は24g、Mサイズの鶏卵1個のタンパク質は約6gである。
このように、1日で65gのタンパク質を摂るのは結構大変……。また、肉などの動物性タンパク質ばかり食べていると、胃もたれしてしまうこともある。日本人だもの。
サラダチキンバーに並ぶ弾力と食べ応えの豆腐バー
そこで紹介したいのが、株式会社アサヒコ(本社:さいたま市)が販売している豆腐の新しい価値を提供する商品『たんぱく質10gの豆腐バー』である。
豆腐は自宅で冷や奴や味噌汁の具として食されているが、食生活の変化と共に徐々に摂取量は減少しているという。
そこで、40年以上にわたり豆腐製造を続けてきたアサヒコは、豆腐が本来持つ健康的な機能性に再着目。もっと広く食べてほしいという思いから、いつでもどこでも手軽に効率的に植物性タンパク質を摂取できるよう、一般的な豆腐の2.7倍のタンパク質を含有する『HIGH PROTEIN(高たんぱく質)豆腐』を開発した。
この『HIGH PROTEIN(高たんぱく質)豆腐』を『たんぱく質10gがとれる豆腐バー(和風だし)』として、2020年11月より一部コンビニエンスストアで販売を開始。すると、発売わずか10週間で120万本を超える売り上げとなったのだ。
手軽にタンパク質が摂取でき、もっちり噛み応えのある食感と満足感が評価されたという。
豆腐に合う薬味として人気の柚子胡椒風味が新登場!
そして、2021年2月2日より、味のバリエーションとして『たんぱく質10gの豆腐バー(柚子胡椒風味)』が、関東圏の一部コンビニエンスストアにて販売が開始された。
和風だしに続き、豆腐に合う薬味として爽やかな香りとピリッとした辛みが特長の柚子胡椒で風味付けされている。
筆者も試食してみたが、マイルドな辛みと爽やかな柚子風味で、飽きることなく食べられるテイストになっている。ワンハンドで食せるので、忙しい仕事の合間でも、しっかりと栄養補給できるのがうれしい。
豆腐は、主原料が植物である大豆からできており、環境負荷低減に有効とされている。また、コレスレロール摂取も控えることができる食品。
見た目は豆腐そのままに、箸や皿、調味料も不要でいつでもどこでも食べられる豆腐バー。だからこそ、これまであまり豆腐を食べてこなかった男性にも刺さるだろう。
商品概要
商品名:たんぱく質10gの豆腐バー(柚子胡椒風味)
内容量:1本
価格:128円〈税別〉
販売地域:コンビニエンスストア 関東
取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥
雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。
