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ガムを噛むと免疫力向上が期待できるってホント?!(2021.02.26)

ガム咀嚼唾液分泌IgA 

ガム咀嚼が唾液分泌を促進して免疫物質が増加

ガムを噛むことで唾液中の免疫物質が増加する、という研究結果がロッテから発表された。

これは同社と順天堂大学の小林弘幸教授監修の研究によるもので、「ガム咀嚼が唾液分泌を促進し、口腔内への免疫グロブリンA(IgA:様々な病原体に対する生体防御機構の最前線として役割を果たす免疫物質)分泌が増加する」ことを確認したという。

先日、同社から関連リポートがリリースされたので概要を紹介していきたい。

唾液とIgAの関係

口は食品中の細菌や空気中のウイルスと最初に接する器官だ。これらの外敵に対して唾液は重要な防御機能を持っている。

ガム咀嚼唾液分泌IgA

唾液は口の中の外敵を物理的に流して洗浄する効果があり、加えて唾液の中で重要な働きをするのがIgAであり、口の中に入ってきた外敵に対して即座に反応。身体の中に入り込むのを阻止するように働く。

感染症の予防には、唾液で口の乾燥を防ぐことと、門番の働きをする免疫物質IgAを口の中で多く分泌させておくことが大切になる。

研究結果と考察

ガムを咀嚼することで、唾液量および時間当たりのIgA分泌率が有意に増加した。

またその効果は咀嚼中持続的であることも認められた。ガムにおいては味覚刺激と咀嚼刺激が口腔内で相加的に作用し、摂取5分間の無摂取やタブレットと比較した唾液量の増加とIgA分泌促進が認められた可能性がある。

また、ガムは噛み続けることが可能な品質のため、唾液の分泌が持続的に促進されたと考えられる。

小林 弘幸 順天堂大学医学部教授の解説

よく噛むことは重要だということは誰もが知っています。ではなぜ重要なのかということを考える機会は案外少ないように思えます。

今回の試験では一般的に長時間噛むことができる食品であるガムに着目し、研究を行いました。咀嚼することにより唾液の分泌およびIgAの分泌が促進されました。IgAは細菌やウイルスなどと結合することで、様々な病原体に対する生体防御機構の最前線として役割を果たしています。

また噛むことの利点は免疫のみならず、肥満の防止やストレスの緩和、自律神経を整えるなど身体全体に及びます。噛むということは手軽にすぐにできることですので、日々の生活に意識して取り入れると良いと思います。

ガム咀嚼唾液分泌IgA

小林 弘幸 順天堂大学医学部 総合診療科・病院管理学 教授
自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」でもある。

研究概要

対象/24~52歳の健常な男女20名(オープンランダム化クロスオーバー試験)
方法/水で口をすすぎ安静後、無摂取時、および、タブレット、ガム摂取前後および摂取中に経時的に唾液を採取。

関連情報
https://kamukoto.jp/

https://www.lotte.co.jp/

 

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