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知っているようで知らない、『コラーゲン』のこと教えます(2016.03.01)

雑誌やテレビのCMなどでよく耳にする『コラーゲン』。「美容に効果がありそう」とか「肌に良さそう」など漠然としたイメージはあるものの具体的にどういったものなのか知らない方も多いのではないだろうか。また、最近では「実は効果が期待できない?」などといった話もチラホラ聞こえるようになってきた。そこで今回は『コラーゲン』とは何か、というところから最新の『コラーゲン』を取り巻く状況まで紹介していきたいと思う。

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名前はよく聞くけど、そもそもコラーゲンって?

『コラーゲン(英語:Collagen)』とは、体を構成するタンパク質の一種で、体内の全タンパク質の約30%を占める。体内にあるコラーゲンの40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に含まれている。他にも血管や内蔵など全身の組織に含有されており、体の基礎を支える役割を果たしている。

『コラーゲン』の役割と効果

『コラーゲン』は、私たちの体を形作る際に必要不可欠な栄養素であり、また、体を動かし若々しく保つためにも必須である。さらに、細胞の足場としての働きをもち、この働きによって、はじめて細胞は分裂し増殖することができるようになる。では、食事でコラーゲンを摂取することは本当に意味のあることなのだろうか?

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近頃コラーゲンの効果が無いって聞くけど実際の所どうなの?

前述したとおり『コラーゲン』はタンパク質の一種である。では『コラーゲン』を食事やサプリで経口摂取した場合どうなるのか。『コラーゲン』(タンパク質)を食べて体内で消化吸収した後、その吸収した「アミノ酸」を使って、体の中で再びタンパク質の合成を行う。

つまり、『コラーゲン』(タンパク質)→アミノ酸→タンパク質(体を作る235種のタンパク質のどれか)という順番となる。

どのタンパク質をどれくらい合成するかを決めるのはDNAなので、人為的に操作することはできないと考えるのが一般的だ。したがって「肌や健康のためにコラーゲン食品を食べる」ことは、「コラーゲンの材料であるアミノ酸を食べた」という事にはなるが、そのアミノ酸が再び体内で『コラーゲン』に再合成されるかどうか、また、再合成に利用される場合であっても、「顔の皮膚」「膝の関節」など効果を期待する部位で再合成されるかは定かではない。

だが、経口摂取された『コラーゲン』は全てアミノ酸に分解されるわけではなく、一部は「コラーゲンペプチド」として体に吸収されることが「京都府立大学大学院 佐藤健司教授」によって発見された。この「コラーゲンペプチド」が吸収されると、そのままコラーゲンになるのではなく、間接的に『コラーゲン』やヒアルロン酸、エラスチンの産生を促すという

コラーゲン鍋のイメージ

コラーゲン鍋のイメージ

鍋やサプリ、ドリンクなど様々な摂取方法があるが、どのような形で『コラーゲン』を摂取することが効率的なのか、今後の研究が期待されている。

フカヒレから牛すじまで意外なものに沢山含まれてる

1日に必要な『コラーゲン』は5000mg~10000mgといわれている。株式会社ニッピコラーゲン化粧品のバイオマトリックス研究所の小山陽一主任研究員によると、赤みの多い硬い肉、例えば牛すじ100gに4980mgのコラーゲンが入っている。他にも皮が厚い魚にも多く含まれており、ハモの皮には7660mgのコラーゲンが含まれている。また、コラーゲンの代名詞とも言えるフカヒレを戻したものは9920mgとやはりずば抜けて多い含有量を誇っている。

高級フカヒレでもあるジンベイザメ

最高級フカヒレでもあるジンベイザメ

だが、フカヒレや牛すじを毎日食べられる人は限られてくるだろう。ちなみに、日本人の一日に摂取する『コラーゲン』の量は約1900mgと非常に少ないといわれている。ほとんどの人が日常の食事で『コラーゲン』が足りていないので、サプリメントやドリンクなどで摂取するのが、肌だけでなく体全体のためになる。

最近ではコラーゲンマシンというものも登場している

最近ではコラーゲンマシンというものも登場している

いかがだっただろうか、『コラーゲン』に対して否定的な意見も確かにあるが、体を構成するうえで無くてはならないものであることには間違いはない。日々の食事やサプリメントで意識的に『コラーゲン』をとることは、女性のみならず男性にも必要な習慣だ。

参考URL
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4f.pdf
http://veryone3.net/archives/485.html

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