デキるビジネスマン入門講座・生命保険編(2015.10.27)

デキるビジネスマンに共通するのは、ビジネスマナーが徹底していること。シーン別に、最低限覚えておきたいビジネスマナー、大人としての心得を紹介する。特に一発勝負の場では、知らなかったではすまされない。

教えてくれたのは…
経済ジャーナリスト・荻原博子さん

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周囲に勧められるまま、生命保険に入ろうとしている独身の若手ビジネスマンのみなさん、その保障、今のあなたに必要ですか?

POINT1 生命保険のキーワードは「死亡」「病気」「貯金」

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加入の是非を考える前に、生命保険は何のために入るのかを整理してみましょう。その目的は主に3つ。亡くなった時にお金をもらう死亡保障。病気になり入院や通院した時にお金をもらう医療保障。そして貯蓄機能です。このうち貯蓄機能は、今は金利が低いうえ、手数料が引かれるのでメリットは少ない。死亡保障は、自分が両親の生活を支えていて、いなくなれば両親が生活に困る、という人以外は不要です。残りは医療や入院保障ですが、20代はあまり病気にはなりません。がん保険などは、40歳を前にしてから考えても遅くはないと思います。

POINT2 20代独身ビジネスマンに必要な保障とは?

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それでは20代独身ビジネスマンには、どのような生命保険が必要なのでしょうか? 結論から言えば、20代独身ビジネスマンは死んでお金を残さなくてはならない人は少ないし、病気にもなりにくい。もしかすると保険などに入らず、そのお金を貯金して温泉にでも行ったほうが、よほど心身の健康にはいいかもしれません。とはいえ、死亡保障はさておき、いつ何時、病気やケガに襲われるか心配だ、という人もいることでしょう。そんな人は入るならお守り代わりにちょこっとで十分。日本には世界に誇るべき公的な健康保険制度があるからです。

POINT3 公的制度を活用。それでも不安なら掛け捨てタイプで

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現行の健康保険制度では本人は3割負担。月額100万円の治療費で30万円の負担となります。さらに高額療養費制度というものがあり、30万円が8万7430円の負担で済みます(年収が約370万〜約770万円の場合)。また会社員であれば、病気で休職している間は傷病手当金といって、給料の3分の2が支給される制度があります(労災の給付対象は除外など細則あり)。この制度のために毎月保険料を払っているのですから、利用しない手はありません。それでも不安なら医療保険への加入を考えましょう。ただし、加入するなら掛け捨てで十分です。

POINT4 ネットを活用して同じ保障なら安い掛け金の保険を選ぶ

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病気や入院、死亡の場合に保険金をもらおうとした場合、必要な手続きはすべて自分でしなければいけません。つまり生命保険はアフターフォローのない商品であり、その点からも保障内容が同じであれば、保険料がいちばん安い商品を選ぶべき。そして生命保険に貯蓄性や死亡保障を求めないのであれば、掛け捨ての終身医療の終身払いで問題ありません。ただし60歳までの払い込み(有期払い)にすると割高となるので要注意。今日ではネットで様々なシミュレーションが可能ですから、保険料や保障内容を含めた比較検討を行なってみましょう。

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