ちくわやカニカマを食べると筋肉量アップにつながる?(2021.06.09)

速筋タンパクスケソウダラ

昨日8日は東京都心で今年初となる最高気温が30度超えの真夏日を記録。梅雨の前に夏が来たような天候となった。この時期は心身ともに急激な気温上昇に慣れていなだけに、熱中症には十分注意したいところだ。

そんな体調管理に関しては、今年は年頭からコロナ禍と、それに伴う緊急事態宣言などで例年以上に在宅時間が増加。運動不足や体重増加、筋肉量低下など、カラダに関する悩みを持つ人も多いのでは?

これを解決すべく、健康で元気なカラダ作りに必要な栄養素の一つとしてタンパク質があげられるが、1日あたりの必要な摂取量や上手なタンパク質の摂り方、おすすめのタンパク質などは意外に知られていない。

タンパク質は1食20g×3=1日60gの摂取が理想

料理研究家として各方面で活躍する浜内千波先生は、そんなタンパク質について、次のように話す。

浜内先生  近年のプロテインブームで、タンパク質摂取への意識は高まっていますが、鶏肉、卵、乳製品、大豆や魚などタンパク質なら何でも良い、なんとなくタンパク質を摂取できていると思っている方もいらっしゃるかもしれませんね

タンパク質は体内への吸収のスピードを考慮すると1日3回(1食20gで1日60g)の食事に分けて摂ることが望ましいのですが、毎食20gは意識していないと不足してしまいます。

おすすめはスケソウダラの「速筋タンパク」

速筋タンパクスケソウダラ

浜内先生  筋肉には「速筋」、「遅筋」の2種類があり、瞬発力の筋肉である「速筋」は、年齢とともに減ってしまうため、転びやすくなったり、体型の変化にも繋がります。

そこで、おすすめのタンパク質が、ちくわやカニカマなどの練り物の材料にも使われるスケソウダラの「速筋タンパク」です。

最近の研究によると、毎日「速筋タンパク4.5g」を3か月間食べると、特別な運動をしなくても、筋肉量が増えることも研究で明らかになっています。

スケソウダラは、ちくわやカニカマなどの練り物や、たらカツ(白身魚フライ)など、練り物の原料として利用されていますが、手軽でリーズナブルに副菜1品が作れますので、ぜひ、毎日の食事にも上手に取り入れて頂きたいと思います。

速筋タンパクとその最新研究について

筋肉には、「速筋」と「遅筋」の2種類があり、スケソウダラの身の部分はほとんどが「速筋」であり、そのタンパク質は速筋タンパクと呼ばれている。

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スケソウダラは、ちくわやカニカマなどの練り物の材料や、白身魚フライの惣菜など加工食品に利用されることが多いため、身近にある様々な食材から、手軽に速筋タンパクを摂ることができるというわけだ。

最近の研究から、食べるだけで筋肉量が増加することもわかっており、1日に速筋タンパク4.5gを摂るためにちくわ2本、たらカツ(白身魚フライ)1枚、カニカマ60gが目安となる。

65歳以上の女性を対象にした臨床試験では4.5gのスケソウダラの速筋タンパクをを3か月間毎日摂取したところ、特別な運動介入せず、食べるだけでも筋肉量の増加がみられたという(※1)。

一方、別のラットの試験でも筋肉の中でも特に速筋が優位に増加するという結果からも、増えた筋肉は速筋であると推察される(※2)。これは乳・大豆・卵には見られない作用だ。

速筋タンパクスケソウダラ

※1 出典/アミノ酸学会第11回学術集会 日本水産(株)報告
※2 出典/Journal of Oleo Science
Copyright ゥ2019 by Japan Oil Chemists’ Society
doi: 10.5650/jos.ess18193
J. Oleo Sci. 68, (2) 141-148 (2019)

 

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