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【薬剤師が解説】風邪で免疫力を下げたくない! コロナ禍は“生薬プラス”の風邪薬で乗り切ろう(2021.06.12)

風邪免疫力生薬

悪寒、咳、ノドの痛み、そして熱。風邪というのは、ある一定のウイルス量を超えると加速度的に悪化する。だから、初期症状で気づいてケアすることが大切だ。

クオール株式会社の薬剤師 長沼未加先生は「風邪のウイルスが増殖してしまうと、当然ながら免疫力が下がり、他の感染症にもかかりやすくなります」と指摘する。

コロナ禍の今、風邪で免疫力を下げるのは、何としても避けたいもの。そこで、長沼先生に風邪薬との上手な付き合い方を教わったので、読者諸兄と共有していきたい。

漢方薬と西洋薬の飲み重ねは薬の効果が強く出過ぎる!?

長沼先生「風邪をひいたなと思って薬局に駆け込み、ドリンクタイプの漢方薬を栄養ドリンク感覚で西洋薬と一緒に飲んでしまったことはありませんか?

漢方薬と西洋薬の飲み重ねは、薬の効果が強く出過ぎてしまうこともあります。体重や既往症(きおうしょう=今は治っているが、以前かかったことのある病気)、普段飲んでいる薬なども含めて、薬剤師に相談してください。

以前、漢方薬と市販薬、頭痛薬の3つを一緒のタイミングで飲んだご高齢の方が、救急車で搬送されたこともありますから」

生薬で体質を改善しながら早めのケアを

長沼先生「風邪を治しながら、風邪をひきにくい体質になりたい。そんなときは生薬を取り入れましょう。

風邪はウイルスが原因で起こる症状。市販の風邪薬には症状を和らげる成分が入っています。

風邪のひき始めや軽い風邪は、生薬成分が入った風邪薬がオススメ。生薬とは、植物や動物、鉱物などの天然物からつくった薬のことで、漢方薬はこれを一定の割合で配合した薬です。

生薬で自然治癒力を高め、アセトアミノフェンなど解熱鎮痛効果がある“生薬プラスの風邪薬”を選ぶといいですね。

コロナ禍では、体調の悪いときはなるべく外に出ないほうが賢明です。量を調節して、小さな子供から大人まで飲める風邪薬を備えておくといいでしょう。

知らずに飲んでトラブルにならないように、普段から常備薬のチェックをお忘れなく」

風邪免疫力生薬

長沼未加 先生
薬剤師。クオール株式会社で全国の薬剤師の育成を行う。自身も風邪のひき始めは上手に生薬プラスの市販薬を使いながら、重症化を防いでいる。最近はコロナワクチン接種についての情報発信なども行っている。

製薬会社が提案する風邪薬を常備するコツとは?

Ⅰ 持ち歩く

外出先、オフィスや学校で風邪っぽさを感じたとき、すぐ服用できるよう、生薬と西洋薬のW処方の風邪薬を持っていると安心。バックの中のポーチ、スマホケースなどに入れておこう。

眠くなったり、口や鼻が乾く成分(抗ヒスタミン剤など)が入っていない薬を選べば、仕事中や大切な行事などでも眠くなりにくい。

Ⅱ 備える

台風、地震、洪水等、日本は自然災害大国。いつ何かあるかわからない日本の住民は、防災リュックを備えている人も多い。その中には常備薬も必要だ。

避難場所では体調を崩し、風邪をひくこともある。生薬プラス処方の風邪薬を防災リュックに入れておけば、風邪っぽさを感じたときに、すぐ服用できる。

また、小さな子供も飲める風邪薬を用意しておけば、自分の家族や避難した周囲の人にも分けてあげることができるから。

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