夏の水分補給は〝ペットボトル症候群〟に要注意(2021.07.22)

ペットボトル症候群ケトン体

7月も後半に入り、各地で梅雨明けを迎えてことで気温も上昇。熱中症のリスクも高まり、ニュースや天気予報では水分補給の重要性が繰り返しアナウンスされるようになってきた。

そこでコンビニなどでペットボトル飲料を購入して水分補給、という人も多いのでは。

しかし、このペットボトル飲料を連日、そして大量に飲んでいると「ソフトドリンクケトーシス」、別名「ペットボトル症候群」を発症するリスクが高まるといわれている。
※参考
一般社団法人 全国清涼飲料連合会HP のみもの情報館 「健康のため、かしこく飲みましょう」 
http://www.j-sda.or.jp/learning/kashikoku/kashikoku-p03.php#pet

ダイエット情報サイトのmicrodiet.netに関連リポートが掲載されているので、概要を紹介していきたい。

ペットボトル症候群とはどんな疾病なのか

まずペットボトル症候群というと対象がペットボトル飲料全般かのように思えるが、問題となるのは糖分の入ったソフトドリンク(清涼飲料水)。ジュース、甘い炭酸飲料、スポーツドリンク、フレーバーウォーター、缶コーヒーなどがこれに該当する。

この病気は急性の糖尿病であり、ソフトドリンクを通じて糖分を急激&過剰摂取することで発症する。実はソフトドリンクには多くの糖分が含まれており、コーラなら500mlのペットボトル1本で角砂糖約15個分が含まれているという。スポーツドリンクも、思いのほか糖質が高く、角砂糖9個分ほどにもなる。

こうした高糖質のソフトドリンクを大量に飲むことによって血糖値は上がり、夏の暑い時期などにがぶ飲みをすれば、さらに急上昇。しかも血糖値が上がるとのどが渇くため、さらにソフトドリンクを飲んでしまい、いっそう高血糖を引き起こすという悪循環に陥ってしまう。

その結果、血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンが不足して働きが低下、糖の代謝がうまくいかず、またも血糖値が上昇していく。

ペットボトル症候群ケトン体

酸性物質であるケトン体が増えると、ペットボトル症候群の諸症状が現れる

糖質の代謝が滞ると体はエネルギー源を他に求めるようになり、体内のタンパク質や体脂肪を燃やし始める。体脂肪が燃焼するというとダイエットには良いように思えるが、この時に大量に産生される「ケトン体」という物質が問題。

酸性物質であるケトン体が増えると血液が酸性に傾き、倦怠感、イライラ、意識がもうろうとする、のどの渇き、多尿、吐き気などペットボトル症候群の諸症状が現れてしまうからだ。

そして重篤な場合は命に関わることもある。これが、糖尿病性ケトアシドーシスいう急性代謝失調だ。

患者の多くは若年の肥満男性で、2型糖尿病傾向のある人が発症しやすく、10~30代の男性が圧倒的に多い。しかし糖尿病と診断されていない人でも、日常的に清涼飲料水をよく飲む人、水分補給時に水代わりにジュースやコーラを大量に飲むような人は発症しやすく、小さい子供でも発症することがあるという。

また糖尿病だけでなく、基礎疾患として肥満や生活習慣病の傾向がある人に発症することが多いと言われている。

ペットボトル症候群を防ぐために

日本の厚生労働省が発表している生活指針では、砂糖摂取量は1日40g~50gを目安としており、このラインをキープしたい。

また大きいサイズを買って大量に飲むことや、一気飲みはしないようにすることだけで、ペットボトル症候群のみならず肥満も予防できるはずだ。

関連情報
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